望月真理子/中町直太/朝岡崇史著『「なりわい」革新 事業×組織文化の変革で経営の旗印をつくる』発売
2022/01/06
電通の望月真理子と中町直太、ディライトデザインの朝岡崇史による著書『「なりわい」革新 事業×組織文化の変革で経営の旗印をつくる』(宣伝会議)が1月6日に発売された。
【書籍の内容】
近年、日本では企業の寿命の短命化が加速している。その一つの要因が、企業の「なりわい」と時代の求める「ニーズ」のズレ。そのことを見過ごしてしまったり、先送りしたことが、短命化の大きな原因になっている。そうなる前に、成熟期を迎えた企業が何をすべきか。
本書では、著者がこうした企業の「なりわい」に着目。自らの「なりわい」にズレを感じた企業がどのようにイノベーションを生み出していったのか。また、組織文化の刷新を進めていったのか。KDDI、SOMPOホールディングス、ヤッホーブルーイングなどの主要な企業のキーパーソンらに取材をし、研究を重ね、執筆にあたった。そして、EX活動(組織文化を刷新するインターナル活動)とCX活動(事業変革活動)の両輪を回していくことが、企業の「なりわい」革新を生み出すという仮説と構築したモデルをひもとく。さらには、読者がすぐに実践できるよう、「なりわい」再定義に向けたプログラムまでを紹介する。
【著者紹介】
望月真理子(もちづき・まりこ)
電通 PRソリューション局
シニア・コンサルティング・ディレクター
当初5年間はマーケティング局に在籍した後、今日まで約30年間、一貫してコーポレートアイデンティティ(CI)、コーポレートブランディングを専門とし、企業理念やVI、企業スローガン等の開発、CC戦略の立案・実施に携わる。30年間で関わったCIは50件超。
仕事のスタイルは、「コンセプト策定からクリエイティブ、IN/OUTコミュニケーション戦略立案~実施までの、一気通貫プロデュース」。会社員としてのライフワークは、「企業のアイデンティティの“発見”と“表現”、そしてその“実現”のお手伝いを通して、社会の役に立つこと」。
中町直太(なかまち・なおた)
電通 PRソリューション局
シニア・コンサルティング・ディレクター
マーケティングプロモーション局・営業局を経て、現在はPRソリューション局でコーポレートブランドコンサルティング/広報コンサルティングを専門とする。コーポレートブランドコンサルティング領域ではさまざまな業種で数万人規模の大企業からスタートアップ企業まで幅広く支援。特にインターナルコミュニケーションによる組織文化変革支援が得意分野。またPR領域では、放送局のディレクターとしてテレビ番組の制作、そしてグループ会社設立時の広報体制立ち上げを経験。クライアントワークにおいては自治体の新条例の成立支援や、国際的なビッグイベントの広報戦略立案など、大型プロジェクトの経験も豊富。
朝岡崇史(あさおか・たかし)
ディライトデザイン 代表取締役/法政大学 大学院 客員教授
1985年、電通入社。電通ではブランドコンサルティングを行うコンサルティング室長、電通デジタル エグゼクティブ・コンサルティング・ディレクターを歴任。現在は、ブランド戦略、カスタマーエクスペリエンス戦略を専門とするコンサルタント、ファシリテーター、研究者。北京伝媒大学 広告学院 客員教授(2013年)、日本マーケティング協会マーケティングマスターコース マイスター(2011年〜現在)、U35新宿ビジネスプランコンテスト・アクティベーター(2018年〜)などを務めている。
主な著書に「拝啓 総理大臣殿 これが日本を良くする処方箋です」(2008年 東洋経済新報社 共著)、「エクスペリエンス・ドリブン・マーケティング」(2014年 ファーストプレス)、「IoT時代のエクスペリエンス・デザイン」(2016年 ファーストプレス)、「デジタルマーケティング成功に導く10の定石」(2017年 徳間書店 共著)がある。ウェブマガジン「JDIR」powered by JBpressに記事を連載中。