電通総研、書籍『日本人の考え方 世界の人の考え方Ⅱ』を刊行
2022/08/22
電通グループの社内組織である電通総研は、同志社大学池田謙一教授との共同編著による書籍『日本人の考え方 世界の人の考え方Ⅱ~第7回世界価値観調査から見えるもの~』(勁草書房)を8月12日に刊行した。
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【書籍の内容】
1981年以来7回にわたり累計120の国と地域を対象としてきた世界価値観調査。日本人の考え方はどう変化し、世界の人の考え方との比較から何が見えるのか。 77の国と地域の最新調査データと時系列変化からクオリティ・オブ・ソサエティのゆくえを探る。新型コロナウイルス感染症パンデミック直後の日本追加調査を含む最新版!
【目次より】
第1 章 世界の中の日本のゆくえ
1.1 2019 年第7 回調査を鳥瞰する
1.2 コロナ災禍下の2020 年調査
1.3 日本社会のゆくえを創る
第2 章 世界価値観調査とは
2.1 はじめに
2.2 世界価値観調査のスキーム
2.3 世界価値観調査から得られた知見およびネットワークを生かした活動
2.4 世界価値観調査のデータ利用について
第3 章 個人・生活
3.1 主観的幸福感と生活・人生に関する意識
3.2 仕事や働き方に関する意識
3.3 家族と文化
3.4 ジェンダーに関する意識
3.5 宗教に関する意識
3.6 科学に関する意識
第4 章 社 会
4.1 社会システム
4.2 公的規範に関する意識
4.3 移民に関する意識
4.4 他者への信頼や寛容性
4.5 経済と格差に関する意識
4.6 テクノロジーと個人情報に関する意識
4.7 メディアに関する意識
第5 章 政 治
5.1 政治に関する意識
5.2 政治行動
5.3 民主主義および政治制度に関する意識
5.4 統治の不安
第6 章 国家・国際社会
6.1 自国に関する意識
6.2 国際社会に関する意識
【著者紹介】
山﨑聖子(やまざきせいこ)
電通総研研究主幹。世界価値観調査の日本代表および科学諮問委員会委員。慶應義塾大学大学院法学研究科国際公法修士。東京大学客員准教授,帝京平成大学講師などを経て2020 年より現職。世界の人びとの価値観変化をふまえ,社会動向を分析・研究。共著書に『日本人の考え方 世界の人の考え方』(勁草書房、2016)、『世界主要国価値観データブック』(同友館、2008)、訳書に『宗教の凋落?』(勁草書房、2021)、『文化的進化論』(勁草書房、2019)他、共著書・論文多数。
木村亜希(きむらあき)
電通総研アソシエイト・プロデューサー。電通第1CRプランニング局FC1部所属。東京大学文学部歴史文化学科日本史学専修課程卒。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。「子ども『ニュースの読み方』調査」(電通総研・読売新聞)など、主に次世代の教育と地域に関する調査やプロジェクトに携わる。2022年より現職。
中川紗佑里(なかがわさゆり)
電通総研プロデューサー/研究員。MA in Promotional Media, Goldsmiths, University of London。 20年より現職。共著に『図解ポケット ビジネスパーソンが知っておきたいLGBTQ+の基礎知識』(秀和システム、2022)。
日塔史(にっとうふみと)
電通総研プロデューサー/研究員。東京大学経済学部卒、東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了(環境学修士)。日本広告学会デジタルシフト研究委員,評議員。日本経済新聞社などを経て、20年より現職。