次世代に広がる「マルチウェルビーイング思考」。自然に対する価値観とは?
「生物多様性を推進しようとしても、生活者の共感や参加につながりにくい」そんな悩みを抱える企業や自治体は少なくありません。
生物多様性は、絶滅危惧種を守るだけの話ではなく、人の暮らしや社会を支える自然の豊かさをどう未来につないでいくかというテーマでもあります。
そこで今回は、自然に対する未来の価値観の兆しを探るべく、ODKソリューションズと電通が協働で進める、大学生との接点創出プロジェクト「アプデミー®」を通じて、大学生を対象に定量調査とワークショップを実施しました。
見えてきたのは、自然を単なる癒やしやレジャーの場ではなく、関係性や共有感覚まで含めて捉える新しい価値観です。本記事では、その兆しを、電通サステナビリティコンサルティング室の澤井有香氏、森由里佳氏、栗坂龍太郎氏の対談形式でひもとき、企業活動をマルチウェルビーイング思考で捉えなおすための4つの問いをご紹介します。なお、本調査は同室の田中直樹氏も企画・推進に関わりました。

ワカモノは自然が好き!?「ネイチャリング」がはやる兆し



約6割が実感する、自然が生み出す「関係性を高める力」


プライベートビーチに罪悪感?「占有」より「共有」を選ぶ理由

自然は“体験”から、“経験”へ
- Aチーム:「人と自然の融合」
- Bチーム:「日常の中で、ありのままの自分が五感でありのままの自然に触れることでリラックスできること!」


これからの自然との共生を捉えるキーワード「マルチウェルビーイング思考」

企業の自然関連活動をマルチウェルビーイング思考で捉えなおす4つの問い

【調査協力】
「アプデミー®」

「アプデミー®」は大学入試業務や証券バックオフィス業務のDX化支援を主事業とするODKソリューションズと電通が協働で進めるプロジェクトです。30万人以上の大学生とのネットワークを生かし、企業の皆さまと連携することで、学生には有意義な社会体験の機会を、企業の皆さまには学生との新たな接点や関係構築の場を提供しています。
【問い合わせ先】
電通サステナビリティコンサルティング室 sus.consult@dentsu.co.jp
電通サステナビリティコンサルティング室は、サステナビリティを成長の前提と捉え、社会との接点から企業価値を再編集する、価値創造集団です。企業の中にある価値や想いを起点に、社会から期待が集まるテーマや活動へとつなぎ直すことで中長期的な企業価値向上を支援します。
著者

澤井 有香
株式会社 電通
サステナビリティコンサルティング室
生物多様性チームリーダー/PRプランナー
HR系のクリエイティブ会社を経て、電通へ入社。ビジネスプロデューサーとして飲料/食品/AI/化粧品業界を担当し、ブランド業務を中心に、広告制作・新商品開発・事業立ち上げ等、活動。保護猫を家族に迎え入れたことをきっかけに、社会課題への意識が高まり、サステナビリティコンサルティング室へ。現室では、生物多様性を中心にさまざまなサステナビリティ領域で活動中。猫とビールとキャンプを愛する。

森 由里佳
株式会社 電通
サステナビリティコンサルティング室
クリエイティブライター/プランナー
広告コピーライターを経て、BX領域へ。ブランドコミュニケーションの他、経営/環境ビジョン開発、事業開発、ナラティブ開発、表現コンサルティング、インナーアクティベーションの設計等、言語化を軸に幅広い分野に取り組む。出産を機にサステナビリティへの課題意識が高まり、SX関連プロジェクトを多く受け持つ。「バタフライチェック」のクリエイティブを担当。ウイスキーと舞台を愛する。

栗坂 龍太郎
株式会社 電通
サステナビリティコンサルティング室
プランナー
新聞局で全国の地方紙およびECサイト47CLUBを担当。2020年から電通デジタルに出向し、EC・リテールメディア領域で購買を起点としたプランニングやプロモーション設計に従事。帰任後はBX領域を経て、現在はサステナビリティの分野に携わる。現代の若年層の動向やインサイトを捉え、本質的な課題を導き出すプロジェクトを得意とする。

田中 直樹
株式会社 電通
サステナビリティコンサルティング室
プロデューサー
環境コンサルティング会社を経て電通入社。非営利組織や学生30万人などの独自ネットワーク、クリエイティブ/プロデュース/マーケティングといった電通ならではの専門性を生かし、サステナ領域におけるコンサルティングや事業開発支援を担う。



