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日本マーケティング大賞、

「ネスカフェ アンバサダー」などを表彰

2014/06/02

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    日本マーケティング協会(JMA)は5月26日、第6回「日本マーケティング大賞」表彰式を東京・千代田区のアルカディア市ケ谷で開いた。183件の応募の中から大賞のネスレ日本「ネスカフェ アンバサダーによるオフィス市場の開拓」をはじめ、奨励賞4件、地域賞3件が表彰された。

    同大賞実行委員会の後藤卓也委員長(JMA会長、花王元会長)は同賞について、「2007年に設立50周年を迎えたのを機に、JMAが“これからの50年”に取り組むべき活動の一つとして09年に創設されたもの。顕著なマーケティング活動をし実績を挙げたプロジェクトを顕彰している」と説明。選考委員の熱意と努力によって充実した審査が行われたと話し、受賞企業・団体には、選出されたことを「誇りに思ってほしい」と述べた。

    続いて、同賞選考委員会の和氣靖委員長(朝日新聞社常務取締役広告・出版担当)が「汗と知恵のこもった183件の事例を一つ一つ読み込み、郵送での投票と3回の討議を通して順次絞り込んだ」と審査経過を報告。絞り込みの過程はとても悩ましかったが、「商品やサービスの単なる人気ランク付けではなく、しっかりとしたマーケティングに裏付けられた、そして、歴史的な評価に堪え得る活動を選ぼう」との思いを、委員全員で共有し選考に当たったと強調。最終選考会では、ネスレ日本の「ネスカフェ アンバサダーによるオフィス市場の開拓」が圧倒的な支持を得て大賞に輝いた、と語った。

    受賞プロジェクトは以下の通り。

    【日本マーケティング大賞】

    ネスレ日本「ネスカフェ アンバサダーによるオフィス市場の開拓」

    【日本マーケティング大賞】 ネスレ日本「ネスカフェ アンバサダーによるオフィス市場の開拓」

     

    【 奨励賞 】

    九州旅客鉄道「日本初のクルーズトレイン『ななつ星in九州』の開業による新たな『旅』の提案」
    受賞理由:新たな旅の提案と九州の魅力発信で地域活性化に貢献

    近畿大学「近大流 マーケティング戦略」
    受賞理由
    :近大マグロに代表される大学のマーケティング活動

     

    田舎館村むらおこし推進協議会「田んぼアートを活用した村おこし」
    受賞理由:イベント・マーケティングによる地域おこし

    ●田舎館村むらおこし推進協議会「田んぼアートを活用した村おこし」  受賞理由:イベント・マーケティングによる地域おこし

     
    マルト水谷「『速達生』導入プロモーション」

    受賞理由:中間流通業者の差別化戦略

     

    【 地域賞 】

    関西地区:グランフロント大阪TMO「市民参加とデジタル技術を活用した新時代のまちづくり」

    九州地区:武雄市「武雄市図書館~地域活性化にマーケティング手法を導入~」

    ●九州地区:武雄市「武雄市図書館~地域活性化にマーケティング手法を導入~」

    北海道地区:「君の椅子」プロジェクト「子どもの誕生を祝う『君の椅子』プロジェクト」

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