人もペットもうれしい社会を。No.19
ペットあるあるマンガ③ 「ひたすら眠り続ける。」
2015/02/25
飼い犬や猫が、膝の上や自分の体に触れたまま寝てしまって身動きが取れなくなる。
きっと室内でペットを飼っている方は、みなさん経験があるのではないでしょうか?
家でソファに横になっているときに飼い犬がやってきて、おなかの上で寝てしまうこと、私もよくあります。
そういう時は、とても幸せな気分で一緒にうとうとしてしまうのですが、そろそろ動きたい!トイレに行きたい!と思い始めると、とても大変ですよね。
彼らは中々起きないので、動くためには起こすしかない。せっかく気持ちよく寝ているのに申し訳ないな…。無理やり起こして嫌われたくないな…なんて思ってしまいます。(動いて起こしたところで、彼らはまた自分の心地良い場所を見つけて眠るので、嫌われるようなこともないのですが…)
では、どうして人の体の上で彼らは気持ちよく眠ってしまうのでしょうか?
お互いの心地よい体温に安心してしまうのはもちろんですが、実はもっとすてきな理由があります。それは飼い犬や猫を触ることでも分泌されるとされている「オキシトシン」というホルモンが関係しています。
別名“幸せホルモン”とも呼ばれ、以前コラムでも取り上げたことがありましたが、幸福感を得ることができるホルモンの存在です。
人間社会において昨今オキシトシンは非常に注目されています。
愛情を感じることで、ストレスを軽減し、不安を軽減し、長生きの要因とまでいわれています。
このオキシトシンによる幸せの享受は人間だけではなく、ペットも同様、お互いに起こっている現象だといわれています。もし体が触れ合っている状態でペットが眠ってしまったら、きっとオキシトシンがお互いに出ているんだろうなぁ。お互いに幸せな気持ちなんだろうなぁ。と思いながら、たくさんなでて、かまって、愛情を感じ合いましょう。そうすれば、少し起こしてしまってもきっと大丈夫です。そんな気がします。