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人もペットもうれしい社会を。No.17

ペットあるあるマンガ② 

「待ってはくれない、やってもいけない待ちぼう犬」

2015/01/21

 

散歩中にコンビニへ行って、
ペットを外で待たせ、
買い物が終わったらまた散歩をしながら帰る。

そんなことをした、してみたいと思ったことはありませんか?
いかにもペットを飼っている感覚のするその行動に、私は憧れたことがあります。
しかし、現実で待っているのは
“目の前から去ろうとする飼い主にほえる犬”。
私も例にもれず、散歩中に買い物をしようと何度か愛犬を置いてその場から移動しようとしたことがありますが、悲しい目で見つめられ、ほえられ、その場を離れることができませんでした。

ですが、考えてみてください。
もし、飼い主が目を離しているうちに、「かわいい~」と小さい子どもが寄ってきて、ペットがその子の手をかんでしまったら?知らない誰かが、大事なペットを連れ去ってしまったら?
このように、お店の前などでペットを待たせ、一時的にでもその場を離れることが、迷惑になり、危険があるということを知っておかなければいけません。

お店などがペットを待たせるためのエリアを併設していればよいですが、基本的にはペットをお店の前などにつないでおき、飼い主がその場から離れることは、あまり良いとは思いません。
日本は現在ペット(犬・猫)を飼育している人は、単純計算で4世帯に1世帯といわれています。しかし、社会の全員がペットを大好き、とは限らないのです。
周りの人のためにも、自身のためにも、そして大事なペットのためにも、日ごろの自分の行動は他の人にどのような影響を与えるのか、意識したいですよね。

ペットを飼っていると、何が良くて、何が悪いのか分からない場面が多く存在します。最初から全てを知ることはできなくても、1つずつ知っていくことで、ペットと一緒にすてきな生活が送れればいいなと思います。
そして“こんなふうにペットと過ごしたい!”という理想から「では、どのようなサービスが生まれれば、ペットとの生活はもっと楽しくなるんだろう?」と考えると、きっと色々なアイデアが浮かび、ペットとの生活はもっと楽しくなるのではないでしょうか。

ペットとの“あるあるな日常”も、1つずつ取り上げることでたくさんのことが見えてきますね。

(コラム:奈木れい マンガ:須藤絵理香)