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「Hitachi Social Innovation Forum 2016 TOKYO」に3万6000人

    2016/12/06

    「Hitachi Social Innovation Forum 2016 TOKYO」に3万6000人

    「Hitachi Social Innovation Forum 2016 TOKYO」会場

    日立製作所は10月27、28日、日立グループにおける世界最大規模のビジネスイベントを千代田区の東京国際フォーラムで開催した。社会や産業の変革が進む中、IoT時代のイノベーションパートナーとして顧客との協創を加速するため「協創で、IoT時代をリードする」をテーマに、多彩な講演、ビジネスセッション、展示が行われた。累計で36000人以上が来場した。

    日立製作所・執行役社長兼CEOの東原敏昭氏

    同社執行役社長兼CEOの東原敏昭氏が「デジタル技術と協創で加速する社会イノベーション」と題し、基調講演を行った。新たな価値を創出するキーワードである「協創」と「つなぐ」取り組みについて事例を交え紹介し、最後に「豊かな社会の実現に向けて日立がめざすべき姿」について語った。

    東原社長の基調講演はこちらから。

    ニューヨーク大学・工学研究科教授のナシム・ニコラス・タレブ氏

    特別講演として『ブラック・スワン』の著者、ナシム・ニコラス・タレブ氏による講演「不確実性を富に変える逆転の発想~イノベーションの進め方~」が行われた。ブラック・スワンとは、ほとんどありえない事象、誰も予想しなかった事象の比喩。1000日間大切に育てられた七面鳥は、それが未来永劫続くと信じて疑わない中、1001日目に絞め殺されるという例を用い、リスクに対する視点を説明した。

    タレブ氏は、「無秩序や変化を嫌う脆弱なものは確実に壊れる。リスクにさらされていない企業よりも、困難を克服した企業の方が長生きする。時間と無秩序が企業を強くする」と不確実性の時代にイノベーションを起こすヒントを示唆した。

    ナシム・ニコラス・タレブ氏の特別講演レポートはこちらから。

    メインステージ

    展示会場では、IoTプラットフォーム「Lumada(ルマーダ)」を中心に進化を続ける日立グループの社会イノベーション事業を幅広く紹介した。Lumadaとは、多くの企業のシステムとのスムーズな連携を目的に、日立が独自開発したオープンな協創プラットフォーム。

    「IoT PLATFORM」「ENERGY」「INDUSTRY」「URBAN DEVELOPMENT」「LIFE& ECONOMY」の五つのカテゴリーに分け、顧客の興味を喚起し、対話を活性化する体験型・立体型を含む多数の展示を通じて、社会イノベーションに向けた多くのヒントを提案した。

    サービス支援ロボット「EMIEW3」のデモンストレーション

    特に、サービス支援ロボットであるヒューマノイドロボット「EMIEW3」が外国人観光客を案内し、ショッピングモールの新人スタッフを助けるシーンのデモンストレーションは多くの注目を集めた。

    「Hitachi AI Technology/H」のアトラクション展示(左)、Hにつながったロボットが稼働中(右)
     

    ロビーギャラリーでは、日立の人工知能「Hitachi AI Technology / H」(以下、H)を紹介するアトラクション展示を定期的に行った。アトラクションではHに接続されたロボットが鉄棒にぶら下がり「振り幅を最大にする」という目的のもと動きだす。最初、足を少し動かしていたロボットは、徐々にコツをつかみ、次第に振り幅が大きくなっていく。

    その動きと連動して、異なるシステムへアドオンできるHの汎用性の高さや導入事例を映像や模型を使って次々と紹介。最後は、楽器の演奏でにぎやかに終わり、最初ぎこちない動きだったロボットもアトラクションが終わるころには、体操の選手のように滑らかな動きとなる。

    Hの特長を楽しく紹介するアトラクション展示には、来場者に加え、一般の通行人も興味を示し、足を止めてのぞき込んでいた。

    AIアトラクション展示の動画はこちらから。