US発★ トヨタが10代ドライバーに向け安全運転キャンペーン展開
2013/12/19
2004年から10代の若者の安全運転教育に取り組んでいる米トヨタは11月、新たに「ティーンドライブ365」キャンペーンを開始した。
免許を取得したばかりの10代とその両親に向け、安全運転の重要性を訴えている。
自動車事故は10代の死亡原因ワーストワン。携帯電話の使用などで運転に集中しなかったことなどが原因だ。同社のコーポレート・マーケティング・ディレクターを務めるマージョリー・シュッセル氏は「初めてハンドルを握る年は人生で最も危険な1年になり得る」と指摘。キャンペーンを通じ、「注意散漫な運転の危険性などについて親子で話し合ってほしい」と語る。
両親の運転意識向上も重要なテーマ。同社調査によれば、子どもの運転に最も影響するのは親の運転マナーだった。同氏は「チャイルドシートを取り付けたときからドライバー教育は始まる。親が子どもたちの手本にならなければ」と訴える。
ラジオやオンラインビデオ、ディスプレー、モバイル広告を実施する他、SNSも活用し、統合型キャンペーンを展開。
このほど、アドウィーク誌の「デジタル・エージェンシー・オブ・ザーイヤー」に輝いた電通傘下のデジタルエージェンシー360iが手掛けている。