アートは教養から実践の時代へ『アート・イン・ビジネス-ビジネスに効くアートの力』発売
2019/12/17
アートパワーを取り入れたビジネス創造を支援する電通のプロジェクトチーム「美術回路」による書籍『アート・イン・ビジネス-ビジネスに効くアートの力-』(発行:有斐閣)が12月17日に発売された。
本書が提唱する「アート・イン・ビジネス」とは、「ビジネスにアートを取り入れること」を意味し、ビジネスパーソン一人一人が、ビジネスに「アートパワー」(問題提起力/想像力/実践力/共創力)を取り入れることで、ビジネスのあり方を問い、ビジネスに多元的な「アート効果」(ブランディング/イノベーション/組織活性化/ヴィジョン構想)をもたらし、ビジネスを通じて組織や社会を変革していくことと定義。
いま、ビジネスの現場でこれまでにない発想やアイデアの源泉として、そして何かを変える「きっかけ」として、アートが導入され結果を残していることから、本書ではビジネスにアートがもたらす変化を紹介。アート・イン・ビジネスに関する歴史から、最新事例紹介、定量調査による効果検証、現代アートに関する基礎知識、実践法に至るまで、「アート・イン・ビジネス」のエッセンスが凝縮され、アートとどう向き合い,どのように自分らしく実践していくのか,さまざまな指針や気づきをもたらすスタンダードブックとなる一冊。
■目次
第1部 アート・イン・ビジネスとはなにか
第1章 アート・イン・ビジネスのしくみ
第2章 アートでブランディングする
第3章 アートでイノベーションを起こす
第4章 アートで組織を活性化する
第5章 アートでヴィジョンを構想する
第6章 アート・イン・ビジネスの時代へ
第2部 アート・イン・ビジネスの理論的背景と実践法
第7章 アートとはどのようなものか
第8章 アート・イン・ビジネスに効果はあるのか
第9章 アート・イン・ビジネスの実践法
第10章 アート・イン・ビジネスが未来を描く
【著者紹介】
若林宏保 (電通 クリエーティブ・ディレクター)
大西浩志 (東京理科大学経営学部准教授)
和佐野有紀 (アートコミュニケーター/医師)
上原拓真 (電通 プランナー)
東成樹 (電通 コピーライター)
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