日本M&Aセンターが30周年記念イベント「M&Aカンファレンス2021」を開催
2021/11/17
2021年に創業30周年を迎えたM&A仲介で成約実績No.1のM&Aファーム、日本M&Aセンターは11月5日、創業30周年イベントとして「M&Aカンファレンス2021」を開催した。新型コロナウイルス感染症に配慮し、人数制限を設けた会場には金融や企業の経営層が参加。オンラインでライブ配信を行い、オンライン視聴の申し込みは15万人にのぼり、大盛況のうちに終了した。
会場には、2019年に日本M&Aセンターと事業提携を締結した電通 五十嵐博 代表取締役社長執行役員も参加。日本M&Aセンター 三宅卓 代表取締役社長に30周年の祝辞を述べるとともに、両社の連携を今後より一層強化し、日本経済の持続的な発展に向けて企業のビジネストランスフォーメーション(BX)を推進していきたいと語った。
第1部では、ニトリホールディングス 似鳥昭雄 代表取締役会長 兼CEOによる自社の成長戦略についての基調講演を皮切りに、日本M&Aセンターのトップランナーらによる同社史上過去最大規模となる43のセッション・講演が行われた。講演はブリッツスケール(爆発的な成長)・M&A・事業承継・DX戦略・人材ファーストなど7つのテーマで、M&Aに関する最前線のノウハウを公開した。
第2部では、日本M&Aセンターの次世代経営陣7人を紹介。2021年度を「第二創業元年」と掲げ、「Exceed(昨日の自分を超えるか。)」をキーワードに、おのおのの使命・ビジョンが語られた。
「M&A業界の先駆者であるがゆえに、常に挑戦が必要」とし、アジア進出や、ファンド事業構想、業種特化型M&Aの推進など、次世代経営陣が見据える今後10年先・20年先のビジョンが具体的に紹介され、「プロフェッショナルが集結したM&A総合企業として、30年という時を経てもなお、さらなる飛躍を目指す」と語った。
カンファレンス内では、次世代の日本経済をけん引するスタートアップ企業の優秀な経営者を表彰する「日本M&Aセンター30周年記念スタートアップピッチ」の表彰式も行われ、3回目のスタートアップピッチとなる今回は約2,000社の中から、オープンロジが最優秀賞の「GOLD」を受賞。「SILVER」はMANABIE INTERNATIONAL PRIVATE LIMITED、 HOMMA Groupが受賞するなど、計15社のスタートアップが表彰された。
近年、スタートアップ企業のEXIT方法として、IPOではなくM&Aに踏み切るケースも増えており、日本M&Aセンターはスタートアップ企業向けの支援も強化している。
日本が“失われた30年”から脱却し、経済の復興を遂げるために、スタートアップ・中小企業・大企業にかかわらず、あらゆる企業にとってM&Aの活用は欠かせないものとなっている。カンファレンスでは全体を通してM&Aの重要性が説かれ、三宅卓 代表取締役社長は「日本M&Aセンターは、今後も事業承継・M&Aを通じて、人口減少の進む日本を救っていきたい」と語った。
日本M&Aセンターについて:
2021年4月に創業30周年を迎えた。M&A仲介のリーディングカンパニーとして、「M&A業務を通じて企業の存続と発展に貢献する」ことを経営理念とし、創業以来累計7,000件を超えるM&A支援実績を有する。
30周年記念イベント「M&Aカンファレンス2021」の全体概要はこちら。
日本M&Aセンターと電通の取り組みについてはこちら。