シンガポール発★ DAN/アジアCCOテッド・リム氏ってこんな人、「マーケティング・マガジン」が紹介
2014/04/22
|
電通イージス・ネットワーク(DAN)/アジアのチーフ・クリエーティブ・オフィサー(CCO)、テッド・リム氏が、アジアの広告業界誌「マーケティング・マガジン」のインタビューに応じた。
同氏は、マレーシアの外資系広告会社に20年在籍。同社にD&AD、カンヌ、クリオ賞、ワンショー、アドフェスト、スパイクスなど数々の国際広告賞をもたらした。2013年4月に当時の電通ネットワーク・アジアにCCOとして入社し、現在はアジア全域でDANのクリエーティブを担っている。
![]() |
広告業界に進むきっかけとなった
|
― なぜ広告業界に?
大学生の時に、『Ogilvy on Advertising』という本に出合ったのがきっかけ。本屋で目に留まり、一気にその場で読み切ってしまいました。
― 人に言われていやだったことは?
「(見た目が)会計士みたいだね」(笑)
― これまでにどんなドジを?
企画書を燃やしてしまいました。あれは大失敗だった。慌てて足で踏み消したけれど、カーペットと財布に穴が空いてしまいましたよ。
― 最も誇れるキャリアは?
電通ネットワーク・アジアに入社した最初の12カ月で、14もの競合プレゼンに勝利したこと!
― 仕事で悩んだミョーなことといえば?
クリエーターというと、世間では、タトゥーやいくつものピアスなんかを着けた変わり者をイメージしますよね。これについては真剣に悩みましたよ。自分には冒険が足りないんじゃないかってね(笑)。
― 刺激が足りないと感じたら?
刺激を求めて外に出ます。インスピレーションはどこにでもあるものです。
![]() |
リム氏が師と仰ぐBob Scarpelli氏 |
― 尊敬する師は?
DDBワールドワイドの元会長でCCOだったBob Scarpelli氏です。彼は、偉くなるのに“ろくでなし”である必要はないってことを、証明してくれる人です。
― 並のクリエーターと優秀なクリエーター、違いはなに?
並のクリエーターは自分が優秀だと考え、優秀なクリエーターほど自分は並だと考えています。
― クリエーターであることのフラストレーションは?
今日できるベストが、明日にはそうでなくなること。
― 週末のくつろぎ方は?
読書をしたり、映画を見たり。よく笑い、よく泣くことですね。
出典:マーケティング・マガジン「クリエーティブ・キャッチアップ」
http://bit.ly/1j3D09z
![]() |
広告界のレジェンド、BBHのSir John Hegarty氏(右から2番目)と |