宇宙発!?学びたくなるおかし。
2014/07/18
森永製菓株式会社は、創業115年を機に立ち上げた「Okashinnovation(オカシノベーション)プロジェクト」の第1弾として、宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の協力を得て、宇宙をモチーフにした新商品「おかしな自由研究シリーズ」を7月19日から発売。
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同プロジェクト名は「お菓子」と「イノベーション」を組み合わせた造語で、プロジェクトの目的は「お菓子の力で、生活者の興味やクリエーティビティーを引き出すこと」である。今回は宇宙を題材に、「お菓子と宇宙の融合により子どもたちの探究心に火をつける」のコンセプトの下、「おかしな自由研究シリーズ」〈もしも地球がチョコボールだったら〉、〈夏の夜空におかしな星座をつくろう〉、〈おかしな宇宙飛行士試験〉の3商品を発売するとともに、商品を活用したワークショップを開催する。
7月19日から都内で開催される予定のワークショップ「夏の夜空におかしな星座をつくろう」では、夏の夜空が書かれたシートの上に、お菓子をマッピングしてオリジナルな星座をつくり、宇宙を身近に感じることができる。夏休みを目前に、自由研究の課題に悩む子どもたちや親から注目を浴びそうだ。
発売前7月17日、東京・港区の森永製菓本社ビルにて記者発表会が行われ、新井徹社長が「おいしさや楽しさといったお菓子のハード面だけではなく、今後はコミュニケーションツールとしてのお菓子というソフト面にも注目して、“生活に身近なコンサルティング”など、事業領域を拡大していきたい」とプロジェクト発足の目的を語った。
同社の新領域創造事業部の金丸チーフマネジャーは、商品コンセプトの説明とテスト・ワークショップに参加した子どもたちの声を紹介。また新商品開発は、JAXAとのコラボにより実現したが、コラボのきっかけは、電通の新規事業クリエーティブチームが主宰するコンソーシアムであったと説明した。今後、ビジネスシーンやシニアといったテーマにもフォーカスして新しい提案を発信していきたいと意気込みを語った。
「おかしな自由研究シリーズ」は、SPACE EXPO 宇宙博 2014(7月19日~9月23日幕張メッセ)や森永製菓の都内アンテナショップなどで販売されるほか、インターネットからも購入できる。商品情報や購入情報の他、ワークショップ開催情報の閲覧や参加申し込みは下記サイトから。
テスト・ワークショップ風景
「おかしな自由研究シリーズ」には、「ミッションブック」「夜空のシート」「宇宙飛行士試験」といったミニ・ブックレットが同梱されている。チョコボールが地球の大きさだとしたら、太陽はどのくらいの大きさになるのか段ボールで表したり、お菓子をかじって大きさを調整しながら星座シートにマッピングしてオリジナルの星座をつくったりと、子どもの探究心を刺激するしくみが満載。テスト・ワークショップ終了後には、親御さんから「頭や手や口を動かして、貴重な体験をしたことが子どものよい思い出になった」とのお手紙も届いた。