インサイトメモNo.40
広告費が伸びた商品は?
2014年上半期データ
2014/09/22
■上半期(1-6月期)
・新DAS(電通広告統計)の広告商品分類小分類767品目を対象として、2014年上半期(1-6月期)の4媒体広告費(前年同期比100.7%)での増減傾向をみた。
※ 新DASの集計による広告費は4媒体の広告量を公表料金で換算したもので、実際の広告費とは異なります。
広告費が増加した商品・減少した商品
(4媒体広告費:10位まで)
※ モバイルコンテンツ:ゲーム、アプリ、サイトなど、モバイル端末限定で利用可能なコンテンツを含む。
※ WEBコンテンツ:ポータルサイトなど、PC・モバイル端末を問わず利用可能なコンテンツを含む。
・増加した広告商品では、情報・通信の企業広告などが大幅増となったほか、WEBコンテンツ、通信販売が伸長した。
・減少した広告商品では、携帯電話端末やモバイルコンテンツが大きく減少したほか、自動車カテゴリーの2BOXも減少した。
テレビ広告費で増加した商品・減少した商品
情報・通信の企業広告などやWEBコンテンツが大きく伸長。
一方で、携帯電話端末やモバイルコンテンツなどが減少した。
新聞広告費で増加した商品・減少した商品
健康食品のほか、通信販売や他の興行が大幅に増加。
一方で、セダンや保険商品総合、旅行代理店などが減少した。
雑誌広告費で増加した商品・減少した商品
バッグや腕時計、通信販売が大きく伸びた。
一方で、婦人服が大幅に減少し、タバコやモバイルコンテンツなども減少した。
ラジオ広告費で増加した商品・減少した商品
他のサービスが大幅に増加したほか、自動車・関連品の企業広告などが伸びた。
一方で、通販系医療保険や鎮痛・解熱剤などが減少した。