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電通報ビジネスにもっとアイデアを。

NIPPON在住の、NIPPON通による、NIPPONのこれからのためのキーワード。No.15

もっと悩もう

2015/02/05

2020年に向けて。そしてもっとその先を見据えて。日本はどこを目指すべきでしょうか? どうなると良いでしょうか? 多様性が大事とますます叫ばれそうな予感の今年、まずは多様な意見を聞くことから始めてみたいと思います。
ご登場いただくのは、海外のご出身で、日本にお住まいの15人の方々。日本の外からと中からの両方の視点で、またご活躍のフィールドのプロの視点で、示唆に富んだ多様なキーワードを「書」で表現していただきました。

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クリエーターだけでなく、創造を必要とするすべての人に言いたいことです。その創造の過程で、決断の場面で、直線距離の思考をしていないでしょうか。すぐにゴールを目指そうとして、既存のカテゴリーに安易に飛び込んでいないでしょうか。最近、街からアンダーグラウンドの匂いが消え、画一的な商業施設が増えていますが、創造の世界も同様に感じます。急ぐその一歩をあえてためらい、落ち着いて考える余裕が必要です。単純に結論づけていないか。正しさにこだわっていないか。最新の技術だけに頼っていないか。自分をあるキャラに閉じ込めていないか。そんな思考の遠回りによって、今まで見えなかった別のゴールが見えてくるはずです。


電通総研 ジャパン・スタディーズ・グループ とは

2020年とその先に向けて、日本の魅力や強みの研究チームを電通総研に設立しました。国内外の様々な領域の方々とのつながり、そして電通の中のすべてのリソースを活かした「ネットワーク型シンクタンク」を目指しています。電通ならではの独自なアプローチ、そして風を読んだその先のカタチを一緒に創っていけるチーム力で、簡単には答えが見い出せない日本の未来づくりに貢献していきたいと考えます。