オフィスポNo.3
ブレークタイムを、デザインする。
2015/07/27
さて、もう7月も終わり。梅雨も明けて夏真っ盛り…どうしても炎天下の中、ランチの外出さえも控え気味になってしまうこともあります。そんななか、働く人たちが最も長い時間いるオフィスの中でいかに上手にブレークタイムを取れるか?は大切なことです。
奥村、そして伊藤は、新たに「ブレークタイムデザイナー」という肩書を勝手に携え、オフィスにまつわる様々なブレークタイムを研究し、つくっていきたいと思います。
■いま、大切なのは、ブレークタイム
前回、「ハーフタイムを革命する」というコラムを書かせていただきました。
まさに、ハーフタイムは選手にとっての大切なブレークタイム。カラダとココロの両方をうまくリフレッシュ&リラックスし、後半につなげていく、というものです。
同様に、オフィスでも多くの会社で7~8時間くらいの長い時間、同じ場所で仕事に没頭しているわけです。でも、人間はそれほど集中力が持つのでしょうか?
■ブレークタイムスペースは、みんなにあるべき!?
いま最もわかりやすいブレークタイムはたばこだと思います。
もちろんこれはごく一部の人のものかもしれません。
その一部のたばこを吸う人にとって、たばこスペースは非常にありがたい場所です。
でも、逆に言えば、吸わない多くの人たち向けの心地よいブレークタイムスペースは現状ありません。
それは、なぜなのでしょうか?
本来、会社としてはすべての社員がブレークできるスペースを提供してもよいのでは?と僕は考えるのです。
以下は、BODYMETRIXのトライアル写真。まさに働く環境に新しいブレークタイムの導入です。
■みんなのオフィス・ブレークタイム
みなさんの現在既に行っている、あるいは今後求めているブレークタイムは上記ですが、
いろいろな企業でも、それぞれのオフィスのブレークタイムを提供し始めています。
お菓子のブレークタイムは、まさにその一つですね。
もちろん、ちょっといいコーヒーなんていうのもそれに当たると思います。
たとえば、バランスボールだって、その一つかもしれません。
そして、ヨガ、もその一つになってくるわけです。
■ニューヨークでは、できるビジネスマンこそ、ヨガをしている!
こんにちは!伊藤亜実です。
ヨガのレッスン動画配信サイト「Yogalog」を運営されている、ボー・リーフ・メディアのお二人は、「ビジネスマンこそヨガ」、とおっしゃいます。
第2のヨガ発祥地ともいわれるニューヨークでは、有能なビジネスマンこそ、こぞってヨガをやっているとのこと。
前回のコラムでも、「脳がつっていない?」という問いかけをしましたが、まさにニューヨークのできるビジネスマンの頭は、常にフル回転。日常の中に『何も考えない』時間がなかなか取れないため、あえて、ヨガや瞑想の時間を取ることで、リフレッシュさせ、効率よく仕事をしているそうです。
最近では、さらに瞑想に特化した「マインドフルネス」にも、注目が集まっています。ヨガはもともと、インドで哲学や思想から始まっていますが、アメリカに渡り、科学的・解剖学的にも研究・改良されたことで、一気に世界に広がるスポーツへと進化しました。そんなアメリカでは、自宅や隙間時間でもヨガができるようにと、レッスン動画配信が盛んだそうです。
Yogalogは日本最大のヨガ動画サイトとして、有名講師の動画を多数取りそろえています。オフィスポヨガの動画も近々公開される予定ですので、こうご期待。
これは、先日、実際にトライステージさんで行ったオフィスポヨガの模様です。
男性も女性も、そして人事部長も来ていただき、30分のオフィスポヨガを実践しました。
毎日パソコンに向かわれている方も多いということで、皆さん日頃から運動不足?なのか、初めてのオフィスポヨガはなかなかハードだったようです。
それでも終わった後はリラックス&リフレッシュされたようで、またぜひやりたい、という声もいただいています。このように、ヨガをはじめ、運動はこれからの新しいブレークタイムの形になるはずです。
■ブレークタイムを、デザインする
さて、今年の12月からは従業員に対する企業のストレスチェックが義務化されます。働く環境に対して、企業がますますチカラを入れていくことになると考えられます。そのようなときに、皆さんはどのようなブレークタイムを取りますか?人それぞれ、自分の嗜好にあったブレークタイムを取りたい、ですよね。僕たちは、中でも特に、運動を軸にブレークタイムをつくっていく、ということをやっていきたいと考えます。
さて、次は、見た目がちょっと激しいブレークタイムをご提案します!
ぜひお楽しみに!!