インサイトメモNo.23
新聞折込広告調査2012
~折込の底力~
2012/12/07
〈 掲載日:2012.12.07 〉
「日本の広告費」の中の「折込広告」推計の基礎資料を得るため、全国の新聞購読世帯を対象に新聞折込広告の実態を調査しました。
本レポートでは、広告量の他、利用状況についてもご紹介いたします。
調査方法 : 留置記入依頼
調査時期 : 2012年9月3日~9日
調査対象 : 全国の新聞購読世帯 450サンプル
*サンプル設定にあたっては、商圏・街の規模を考慮して協力世帯をリクルートしました。
*また、世帯数全体における新聞購読世帯の構成比を考慮し、調査スポットを割り当てました。
【 調査結果のポイント(1) 広告量 】
【 調査結果のポイント(2) 利用状況 】
■ 性・年代別 関心のある広告媒体<男性>
注)新聞購読世帯のみの調査(%)
■ 性・年代別 関心のある広告媒体<女性>
注)新聞購読世帯のみの調査(%)
【 まとめ 】
■ 折込の底力
2012年の折込広告量は、1日平均あたり12.5枚と2006年調査時の16.9枚より26.0%減少となっている。
今回の調査では、リーマンショック以降の調査(2009年、1日平均あたり12.7枚)と比較しても広告量の変化が少ない結果となった。
調査結果から考えられる傾向としては新聞購読世帯には、有効かつ強力なエリアマーケティング媒体であることが読み取られる。
男性40代以降と女性30代以降の新聞購読者層に強い媒体であると考えられる。
今後は、インターネットを含む他媒体との連動や融合により、さらなる力が発揮されるものと考えられる。