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東京パラリンピック聖火リレー トーチは“桜ピンク”

    2019/03/27

    東京パラリンピック聖火リレー
    トーチは“桜ピンク”

    東京2020組織委は3月25日、東京パラリンピックの聖火リレーについて、実施概要やエンブレム、トーチの発表を、都内の組織委オフィスで行った。

    組織委の森喜朗会長は「聖火リレーのコンセプトは“Share Your Light あなたは、きっと、誰かの光だ。”で、人と人のパートナーシップを重要視している」と話し、トーチの形はオリンピックと同じだが、色はオリンピックの“桜ゴールド”に対して、パラリンピック独自の“桜ピンク”にしたと説明。「今、全国で開花中の桜の花同様に皆さんに愛してもらいたい。そして聖火リレーに多くの人が参加することで、共生社会実現のきっかけになれば」とあいさつした。

     続いて登壇した、聖火リレー公式アンバサダーのパラリンピアン・田口亜希さん(射撃)は、アンバサダー就任について「果たして自分に務まるか不安だったが、大会出場だけでなく、聖火リレーにも関わりたい思いが強くなった」と言い「リレーはアスリートだけのものではなく、たくさんの人に参加してもらえる。沿道やテレビの前でも応援してもらえるように盛り上げていきたい」と述べた。

     ステージでは、田口さんとトーチデザイナーの吉岡徳仁氏、組織委でアスリート委員を務めるオリンピアン・池田信太郎氏(バドミントン)の手で、トーチが披露された。
    田口さんは、3本のトーチが披露されたことについて「3という数字は、今回大切なキーワードだ。パラリンピックのシンボルマーク・3色の“スリーアギトス”や、ことわざの“3本の矢”“3人寄れば”など力を合わせることを表している」として、パラリンピック聖火リレーは、その場で初めて出会う3人がそれぞれ1本のトーチを掲げて共に走る、と明かした。

     トーチを手にした田口さんは「色が華やかできれいだ。太陽の下ではどう見えるのか楽しみ。走者の笑顔を想像するとワクワクする」と話し、トーチにはパラリンピックの価値(勇気、強い意志、インスピレーション、公平)が点字で刻まれると加えた。
    池田氏は、「桜の季節ではない夏に、その年2度目の“桜”が見られるのはうれしい」と述べ、吉岡氏は「構想から3年半を経て、やっと完成した。製造チームの協力があってこそ」と謝意を示した。

    オリンピック・パラリンピックのトーチは、吉岡徳仁デザイン事務所(企画・デザイン)、UACJ押出加工(トーチ筐体製造)、LIXIL(素材調達)、新富士バーナー(燃焼機構)、ENEOSグローブ(燃料供給・ボンベ)の5者が協力して製造する。

    田口さんは、リレーのエンブレムと実施概要について説明した。
    リレーは、大きく三つのシーンで構成される。シーン1は、パラリンピックの原点となった病院があるロンドン郊外のストーク・マンデビルや、各道府県で予定されている採火式(2020年8月13~17日)。多くの地で聖火を灯してもらうことで、大会への期待を高めてもらう。灯された聖火は、採火都市の庁舎や学校、観光地などを訪問(聖火ビジット)。リレーを行う都市もある。
    8月18~21日のシーン2では、東京都を含む競技開催都県(静岡、千葉、埼玉)で、聖火ビジット、リレーが行われる。
    最後のシーン3では、1、2で灯された聖火を東京で一つにする集火式(21日夜)に続き、22日からはパラリンピック開会式(25日)に向けて、都内で聖火リレーが実施される。

     パラリンピック聖火リレーエンブレムは、先ごろ発表されたオリンピックのそれに順じたもので、色彩は日本の伝統色を用いた。多様な個性の輝きを表現する「黄金(こがね)」と「黄土(おうど)」を組み合わせ、日本らしい祝祭感と大会への期待感を表現した。
    パラリンピック聖火リレーサイト:
    https://tokyo2020.org/jp/special/torch/paralympic/