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「READY STEADY TOKYO」
江の島でセーリング実施  
各国のトップ選手が集結

2019/08/30

    東京2020組織委は8月17~22日、東京大会に向けたテストイベント「READY STEADY TOKYO」のセーリング競技を、本番会場になる神奈川県の江の島ヨットハーバー沖で行い、日本を含む46カ国・地域から約360人の選手が参加した。
    競技のベースになる同ヨットハーバーは、1964年の東京オリンピック(ヨット)に合わせて整備された日本初の競技用ヨットハーバーで、今も当時設置された聖火台が残っている。
    (クレジット表記がない画像=ⓒ フォート・キシモト)

                                                                         ⓒ Tokyo 2020

     

    セーリングは、艇の帆(セール)で風を受けることで生まれる動力と操縦技術を使い海上を帆走する競技。海上のため、自然環境でも試合展開が左右される。レースは海面に設置されたブイ(マーク)を決められた回数・順番で回り、フィニッシュラインまでの着順を競う。
    東京オリンピックの実施種目は10種で、艇種や性別で分かれている。
    期間中、ウインドサーフィン種目の「RS:X級」をはじめ、「470級」や「レーザー級」「49er級」など全種目が行われた。
    オリンピックのセーリング競技への出場は、1種目につき1カ国・1艇(選手・チーム)と決まっている。

    これまでの大会で最多の金メダルを獲得しているのはイギリス。ヨットレース発祥国として他を圧倒している。2番目はアメリカで、世界最高峰のレース「アメリカズカップ」では最多優勝国だ。他ではノルウェーやスペイン・フランスなどのヨーロッパ勢が伝統的に強い。

     テストイベントに参加した、男子470級(艇長4.7メートル:2人乗り)の、磯崎哲也、高柳彬選手、同女子の吉田愛、吉岡美帆選手らは、これまで世界選手権やワールドカップで表彰台に立ったトップ選手で、東京オリンンピックでのメダル獲得が大いに期待されている。

    READY STEADY TOKYOサイト:https://readysteady.tokyo2020.org/ja