未来につながるアクションを表彰する「SIW IMPACT」にて、電通の志村和広氏が「GOOD INNOVATOR」を受賞
2024/12/12
より良い未来につながるアクションやアイデアを表彰するアワードプログラム「SIW IMPACT」(主催:一般社団法人渋谷未来デザイン/共催:渋谷区)にて、電通Future Creative Centerのクリエイティブディレクター志村和広氏が、「GOOD INNOVATOR」部門グランプリを受賞した。
SIW IMPACTは、渋谷から未来を考えるソーシャル&カルチャーデザインの祭典「SOCIAL INNOVATION WEEK 2024」の一環として開催されたアワードプログラム。全4部門から構成され、より良い未来につながるアクションやアイデアを表彰し、新たな文化やムーブメントへのきっかけづくりを応援する。GOOD INNOVATOR部門は、人の心を動かす行動や姿勢によって、社会をより良くすることに寄与し、あらたな可能性を拓いている人物におくられるもの。今年は14人のノミネートの中から、志村氏を含む2人がグランプリに選出された。
志村氏は、熟練の目利きの暗黙知を継承した世界初のマグロ目利きAI「TUNA SCOPE」、視覚障害者のスポーツ観戦を可能にするリアルタイム実況生成AI「VOICE WATCH」、一人ひとり異なる視覚障害者の見え方を可視化する「VISIONGRAM」といったプロジェクトを手掛ける。クリエイティブディレクターとして、「アイデアの力で社会の課題を解決し、未来を良くする」というミッションを実践している点が評価された。
2024年11月4日(月・祝)、SOCIAL INNOVATION WEEK 2024の会場にて、SIW IMPACTの授賞式が開催された。受賞講演で志村氏は、VOICE WATCHの事例を紹介しながら、「広告で培った力を使って、世の中をもっと良くすることができる」可能性について語った。
今回の受賞のきっかけとなった、マグロの目利きAI「TUNA SCOPE」、視覚障害者のためのスポーツ実況AI「VOICE WATCH」、視覚障害を可視化する「VISIONGRAM」は、いずれもプロジェクトが継続中であり、進化・拡大している。志村氏の、広告で培ったアイデアの力で社会課題を解決し、世の中をもっと良くするチャレンジは続く。