「おいしい ふくしま、できました。」春野菜PRイベントを開催
2014/05/28
福島県、JAグループ福島、イオンリテールは5月23~25日、福島県の旬の野菜、鮮魚のおいしさを広く紹介する「おいしい ふくしま、できました。福が満開フェア」を東京・イオン品川シーサイド店で開催。これを記念し5月25日、県・JA・イオンリテールのトップらによる「おいしい ふくしま、できました。春野菜トップセールス」を同店で行った。
左から庄條会長 、梅本社長、佐藤知事、白羽さん |
イベントでは福島県の佐藤雄平知事、JAグループ福島の庄條徳一会長、イオンリテールの梅本和典社長が登壇。佐藤知事は「東日本大震災から3年2カ月がたった。福島県は地震、津波、原発の災害を被ったが、皆さまの心温まる支援で元気を取り戻しつつある。しかし、農産物に対する風評が払拭できていない。県の基幹産業である農林水産業の元気を取り戻すことが復興につながる」とあいさつし、米の全量全袋検査の実施を強調した。庄條会長は、物心両面の支援に謝辞を述べ「一日も早い復興が恩返しにつながると考えている」とコメント。梅本社長は、南相馬市でのがれき撤去ボランティアや、子どもたち向けの童謡コンサートなど、福島県の未来を元気にするためのイオンの取り組みを紹介し、同県産の春野菜の試食を勧めた。
次に、「あったかふくしま観光交流大使」を務める元宝塚歌劇団星組・雪組トップ娘役で女優の白羽ゆりさんが登場。同県産の春野菜のおいしさと魅力について、佐藤知事らとトークセッションを繰り広げた。佐藤知事は「福島は寒暖の差が激しいため、うま味が凝縮されて作物がおいしくなる」とアピール。庄條会長は「豊穣な大地からおいしい野菜が作られる。グリーン、ホワイト、紫のアスパラガスを食べ比べてほしい」と魅力を語った。白羽さんは「美容と健康のケアのためにも、福島県産フルーツを朝に食べることがオススメ」とアドバイス。同県の日本酒も紹介し「酒蔵巡りなど福島県に足を運んでもらい、地元の人々の温かさも実感してほしい」と呼び掛けた。
会場には、同県の復興のシンボルキャラクター「キビタン」や「ふくしま農業PRサポーターズ」を務めるスパリゾートハワイアンズのフラガールらも駆け付け、ダンスやトークでイベントを盛り上げた。
フラガールらも応援に駆け付け記念撮影 |
イベント終了後、来場者には佐藤知事、庄條会長、梅本社長、白羽さんから同県産の「ふくしま米『天のつぶ』」、ブロッコリー、さやえんどうが手渡された。
来場者に春野菜を手渡す佐藤知事 |