「進撃の巨人」が聖地・大分に出現!
2015/08/12
累計発行部数が5000万部を超え、国内外で一大ブームを巻き起こしているコミック「進撃の巨人」。8月1日からは、大分市の大分県立美術館で「進撃の巨人展 WALL OITA」が始まった(8月30日まで。主催=「進撃の巨人展」大分実行委員会)。昨年25万人を動員した東京・上野の森美術館に続く開催となる。大分県は原作者・諫山創氏の故郷でもあり、ファンにとってはいわば“聖地”。今回は美術館だけでなく、街の中でも「進撃の巨人」を楽しめる工夫が施されている。
同日に行われたオープニングセレモニーには諫山氏本人も駆け付け、早朝から並んだ大勢のファンが見守る中、テープカットを行った。
美術館内には光と音、風を使った演出で巨人に襲われる感覚を味わえるオープニングシアターや、戦闘シーンのプロジェクションマッピングなど、原作の世界を追体験できる、さまざまな趣向を凝らした展示が用意されている。2階では360°の視界を楽しめるヘッドマウントディスプレイを使用して、「立体起動装置」をつけて原作の街中を飛び回り巨人と戦う体験ができる。
美術館を出て街に繰り出すと、JR大分駅では駅ビルをウオールに見立て、それを乗り越えようとする超大型巨人が顔をのぞかせている。また、巨人を迎え撃つ調査兵団も駅前商店街各所に配置している。大型パネルや壁面の巨大ポスター、宙に浮かぶ調査兵など十数カ所でもキャラクターたちと遭遇できる。
電通は今回、出資・企画・制作・運営に関与しており、全体のクリエーティブ・ディレクションは同社CDCの高草木博純氏が担当。現地大分でのプロデュースは電通九州の三浦僚氏が務めた。
【動画】進撃の巨人展の見どころをクリエーティブ・ディレクターの高草木氏が語る
【動画】大分の街を進撃の巨人の世界にしたプロデューサー・三浦氏が語る
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