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「JAROってなんじゃろ」新CMは歌に乗せて

2015/09/01

    日本広告審査機構(JARO)は、活動内容を紹介する新しいテレビ・ラジオCM「歌うじゃろ」シリーズを制作。9月1日から会員媒体社による放送を開始した。

    新CMは、中学生、おばあさん、女性会社員、銭湯を営む男性といった人々が歌に乗せて「広告を見ていて 気になることがあったなら 僕はJAROに電話する」などとリズミカルにJAROの活動内容を伝える。往年の名フレーズ「JAROってなんじゃろ」も復活。ほのぼのと歌い上げている。

    CM「公園で歌うじゃろ」編
    CM「公園で歌うじゃろ」編
    CM「縁側で歌うじゃろ」編
    CM「縁側で歌うじゃろ」編

    JAROは1974年に設立され、以来40年間で制作したテレビCMは約40編 。現在に至るまで、会員媒体社が広告枠を提供して、無料で放送している。

    初めてのCMは75年制作の「振子」編。5つの振り子玉が出てきて、「良い広告を正しく伝えたい。しかし、悪い広告はなくしたいのです。広告について苦情やお問い合わせは、ご遠慮なくJAROまで」と説明するシンプルなものだった。

    「JAROってなんじゃろ」のコピーが登場したのは84年の「小鳥の歌」編。多くの人の耳に残っているが、実際に使われたのは翌年製作の「白雪姫」編との2編のみなのだそうだ。

    今でも、公共広告を展開するACジャパンや行政機関と間違われるなど、JAROのCMには「悩みと挑戦が詰まっている」という。40年の歴史を経て、今回は覚えやすい歌で活動内容の理解促進を試みる。