宮崎県は昨年12月、その魅力を発信するプロモーションを本格稼働した。物産振興や観光誘客、移住・定住、地域おこしなどさまざまな分野で統一活用されるキャッチフレーズは、日照時間に恵まれた同県ならではの「日本のひなた宮崎県」。
「豊かな食材、温かな人柄、希望と活力を、多くの県民や民間企業・団体、市町村と連携して全国に届けるという、まさに『オールみやざき』でのプロモーション。『ひなた』のようにじんわりとその魅力が浸透し、確実に宮崎ファンの輪が広がることを目指しています」と酒匂氏は語る。県内では、理解促進や機運醸成のための動画・フォトコンテスト、ひなたダンス、2万個以上販売したピンバッジ、民間事業者の商品・サービスへのロゴマークの掲出、「ひなた」をイメージした加工食品や食材フェアなどを展開。県外への施策としては、宮崎を心から愛する“ひなたの人”として同県ゆかりの著名人や県民が登場するポスターや冊子、ムービーの制作、交通広告やデジタルサイネージ、ポータルサイトの開設、イベントなどを実施している。