出光興産 長寿番組「題名のない音楽会」で 長尺CMを放送

    2017/04/07

    出光興産

    長寿番組「題名のない音楽会」で
    長尺CMを放送

    出光興産は4月2日、テレビ朝日のクラシック音楽番組「題名のない音楽会」(毎週日曜日 午前9時~9時半)で、番組の前後にそれぞれ90秒の長尺CMを放送した。

    同番組は1964年に「ゴールデン・ポップス・コンサート」として放送を開始。出光興産は同年10月から現在まで、1社で番組を提供している。当時の司会者は作曲家の故黛敏郎氏で、66年に番組タイトルが「題名のない音楽会」になった。番組では、クラシックの名曲からポピュラーソングまで、多彩なゲストやジャンルを超えたコラボレーションなどで、魅力的な番組づくりを行っている。また、公開収録により、多くの人に生の音楽を聴く機会を提供している。

    歴代の司会は、故永六輔氏が短期間代行した他、武田鉄矢氏、故羽田健太郎氏が務め、タイトルも若干の変更を経た。08年に指揮者の佐渡裕氏が司会者になるとともにオリジナルタイトルに戻り、15年にバイオリニストの五嶋龍氏が、5代目司会者として番組史上最年少で就任した。09年には、ギネス・ワールド・レコーズから「世界一長寿のクラシック音楽番組」として認定され、17年3月に放送2500回を迎えた。

    同社は、4月2日の番組で新司会者になった俳優・歌手の石丸幹二さんが登場するに当たり、その回だけで使用する90 秒の長尺CM2編を制作し、番組の前後で放送した。CMは長年にわたり番組を愛してくれている視聴者への手紙と捉え、番組の誕生から当日(2504回)までの軌跡と同社の思いを表現した。

    前半のCMでは、収録の準備から開演までのステージの定点映像をバックに、思いのこもったナレーションが続く。後半のCMでは、人が去った会場の映像にこれまでの特集タイトルが現れ、2504回を超えてなお、番組が続いていくことが示唆される。同CMは、同社の公式サイトなどでも公開しない予定で、BS朝日での再放送(4月9日 午後11時~)が最後の視聴チャンスになる。

    ■ 前半CMのナレーション(全文)

    今から50年以上前
    高度経済成長を迎えたこの国で
    ひとつの音楽番組が始まりました
    1964年「題名のない音楽会」
    テーマは「みんなで楽しむオーケストラ」
    豊かな音楽を世の中に届けたい
    そんな思いをエネルギーにして
    この音楽会は作り出されていきます

    100回を超え、音楽を届ける喜びを知りました
    500回を超え、音楽を届けることに夢中になりました
    1000回を超え、あらためて音楽を届ける覚悟を持ちました
    2000回を超えてなお、音楽への情熱は尽きませんでした
    そして、ついには世界一長寿のクラシック音楽番組に

    本日の「題名のない音楽会」は、第2504回
    豊かな音楽を世の中へ届けたい
    思いは絶えることなく続いています。
    今日もいつも通り、音楽会の幕が上がります
    ニッポンに、エネルギーを。