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【定石2】常に消費者とやりとりするためにオウンドメディアの強化から始める

デジタルマーケティング 成功に導く10の定石 №2

  • 新井 祐一
  • 竹下 康介

2017/05/16

【定石2】常に消費者とやりとりするためにオウンドメディアの強化から始める

電通デジタル刊行の書籍『電通デジタルのトップマーケッターが教える デジタルマーケティング 成功に導く10の定石 簡単に分かる売れ続ける仕組みをつくるツボ』の発売を記念してお届けしているこの連載。

第2回は、定石2「常に消費者とやりとりするためにオウンドメディアの強化から始める」の中から、「よいWebサイトの条件」のパートを抜粋して紹介します。

よいWebサイトの条件

Webサイトで、まず大切なのが「見つけやすい」ことです。どんなによくできたWebサイトであっても、知らなければ誰も訪問できません。コミュニケーションツールとしての意味を成すには、お客様に“お越しいただく”必要があります。

そのために取るべき施策が、SEO(検索エンジン最適化)対策を充実させることです。お客様が知りたい情報をネットで検索したとき、検索エンジンが自社のWebサイトの情報に反応して検索結果の上位に表示してくれるように、Webサイトを構築することです。ネット検索時にWebサイトの情報が上位に表示されるようにするには、一般的に、SEO対策と同時にリスティング(ネット検索連動型)広告を行います。

SEO対策の施策を行っても、検索エンジンが評価を高めるまでに時間がかかりますが、リスティング広告なら即時に対応できます。また、検索結果画面での掲載位置や内容についても、SEO対策では検索エンジン任せになってしまいますが、リスティング広告なら調整することが可能です。もちろん、リスティング広告は、広告なので費用が掛かります。広告予算にもよりますが、リスティング広告を長期間行うのが難しければ、継続的なSEO対策は欠かせません。

SEO対策が上手くいっているかどうかは、Webサイトへのアクセス(利用)数によって判断することができます。よく使われるのがPV(ページビュー)やUU(ユニークユーザー)などの指標です。前者はページが閲覧された回数、後者は延べ訪問人数から重複者を除いた正味の訪問人数を表します(それぞれ集計期間内)。Webサイトとして、次に大切なのが「見やすい」ことです。たとえば、文字の大きさ、行間の取り方、カラーリングなどによって、見やすさ(読みやすさ)は大きく左右されます。さまざまな人の利用を想定して、ユニバーサルデザインを採用するのは当然ですが、どこにどんな情報が配置(レイアウト)されているか、お客様を“ご案内する”ことが必要です。

特に、お客様によって求める情報(コンテンツ)が異なる場合は、お客様ニーズをセグメント(分類分け)して、トップページに、セグメントごとの案内表示(ナビケーション)を示したほうが親切でしょう。目的の情報へ到達するための次のアクションの示唆となり、途中で諦めて離脱してしまうのを防ぎます。

このとき、Webサイトの「使いやすさ」とも関連しますが、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレット端末など、どんなデバイスからアクセスしても同じ見え方、使い勝手を提供(マルチデバイス対応)するよう配慮したいものです。

また、サイト全体の情報構造も使いやすさに影響します。情報(コンテンツ)はカテゴリーごとにくくり、大分類から小分類へと階層(レイヤー)分けすると、お客様を迷わせることなく誘導できます。いまサイト内のどの位置(ページ)にいるか、すぐに分かるようにしておけば、サイト内の自在な回遊を妨げません。

さらに、目的の情報に到達した後には、提供する情報が内容を含めて理解しやすいものであることが重要です。詳細なページに到達しても、その情報が使えなければ、お客様にとって目的が達成したとは言えません。お客様が納得できるように“ご説明する”ことが求められます。

情報の理解を深めるためには、文字ばかりでなく画像や映像で補ったり、情報の順序を入れ替えたり、レイアウトを考えたり、いろいろ工夫が必要です。何より、コンテンツ自体に不足がないようにします。

図 よいWebサイトの条件

 

図 よいWebサイトの条件

 
 
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