生活者のモチベーションの観点から企業課題を解決するフロンテッジ・モチベーション・ラボ設立
2017/09/01
ソニーと電通が出資する総合広告会社フロンテッジは9月1日、デジタル時代の生活者の動き方を体系化し、企業の課題解決に結び付ける新しい取り組み「フロンテッジ・モチベーション・プロジェクト」を始動。
同時に、本プロジェクトの中心となって課題解決に当たる特別組織「フロンテッジ・モチベーション・ラボ」を設立した。
ラボのミッションは以下の三つ。
- デジタル時代の生活者の動き方を踏まえた課題解決の新しい方法(モチベーション・デザイン)を体系化する。
- さまざまなクライアントの課題に対し、モチベーション・デザイン・メソッド的見地から解決の方向性をディレクション(示唆)する。
- モチベーション・デザインに関するセミナー・勉強会の開催や、研究成果を定期的に発信していく。
デジタル化が進む昨今、生活者の情報接触状況が大きく変わり、それに伴って「心の動き方」も大きく変化。従来型の「品質の高いものをつくり、広告を大量に投下する」という考え方で対応できない場面も急増している。
そうした状況を踏まえ、フロンテッジはデジタル時代に生活者を動かす「モチベーション」に着目し、本プロジェクトをスタートした。
ラボではフロンテッジの小里玄氏が所長に就任。刻キタルの間宮洋介氏をプロジェクトリーダーに、各界からさまざまなジャンルの専門家をメンバーに迎え、フロンテッジのソリューションチームと共に理論と方法論の研究、体系化を行う。
また、得られた知見を軸に、デジタル時代の消費行動におけるクライアントの課題解決に当たる。
フロンテッジ https://www.frontage.jp/