loading...
MENU

「シッティングバレーボール」の 国際大会。日本で16年ぶりに開催

    2019/05/27

    「シッティングバレーボール」の
    国際大会。日本で16年ぶりに開催

    日本障がい者スポーツ協会(JPSA)は5月23~26日、「シッティングバレーボールチャレンジマッチ2019」(共催=日本パラバレーボール協会〈JPVA〉)を、千葉市の千葉ポートアリーナで開催した。

    日本でシッティングバレーボール(下肢などに障がいのある選手が、座ってプレーするバレーボール)の国際大会が開かれるのは16年ぶりで、期間中の来場者は4000人を超えた。

    大会には、世界ランキング2位の中国、カナダ(同6位)、イタリア(11位)、日本(10位)の代表チームが参加し、予選と順位決定戦を行った(世界ランキングは2018年8月時点)。
    2020年東京パラリンピックに向け、日本代表にとっても重要な大会になった。

    オランダで誕生した同競技は、1980年アーネム大会でパラリンピックの正式競技になった。通常の6人制バレーボールとほぼ同じルールだが、選手は常にでん部を床に着けてのプレーが求められる。また、ネットの高さやコートの広さが変更されている。
    ラリーポイント制(サーブ権に関係なく得点が入る)で、1セット25ポイント先取の5セットマッチで勝敗が決まる。
    選手は、障がいの程度でVSⅠ(重い)とVSⅡ(軽い)に分けられる。1チームは12人の選手で構成され、うち6人がコート上で戦う。VSⅡの選手は12人中最大2人で、コートでプレーできるのはうち1人。

     最終日には、日本対カナダの3位決定戦と、中国対イタリアの決勝戦が行われた。日本は第3セットで頑張りを見せ、この大会で初めて1セットを取ったが、地力に勝るカナダに惜しくも敗れた。
    決勝戦では、強力なスパイクを武器にする中国が3セットを連取して優勝した。

    コートが小さくスピード感があり、床ギリギリのボールを拾ってつなげるラリー、障がいを感じさせないスパイクなど、チーム一丸で戦う姿は必見だ。
    会場では、習志野高吹奏楽部の部員が試合ごとに二手に分かれ、楽器を使わないオリジナルの応援合戦を繰り広げ、選手を鼓舞し観客を楽しませた。

     真野会長
      試合の合い間に、演奏を披露した習志野高吹奏楽部

     海外チームは表彰式で、「素晴らしい経験だった。全ての関係者と観客に感謝する」「サポートしてくれた皆さんありがとう」「2020年に東京で会えるのを楽しみにしている」などコメント。
    JPVAの真野嘉久会長は、海外代表を称え「3カ国の東京パラリンピックでの活躍を確信した。日本も見習ってさらに成長したい。今大会は私にとって夢のような大会だった。来年、東京でお会いしましょう」とあいさつした。

     多数の企業が、パラスポーツをサポートしている。

     JPSA公式サイト:http://www.jsad.or.jp/index.html
    JPVA公式サイト:http://www.jsva.info/