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“ワクワク”のスイッチをONにせよ。〜オンライン教育の本質と可能性〜No.1

2020/06/10

キャリアデザインから見える教育の本義

 

BBT大学ロゴ

床面積0㎡。日本初、100%オンラインで経営が学べるBBT大学。世界110カ国に居住する在学生が、サイバースペースに集結する。その最前線で教壇に立つグローバル経営学科長の谷中修吾教授に、オンライン教育の本質と可能性について聞いた。


私が教鞭を執るビジネス・ブレークスルー大学(BBT大学)では、世界110カ国に居住するビジネスパーソンたちが、100%オンライン環境でビジネスを学んでいます。「起業に必要な専門スキルを習得したい」「学位を取得して、転職につなげたい」皆それぞれ、何らかの形で、キャリアに対する強い情熱を持っています。

オンライン講義の様子
谷中教授によるオンライン講義の様子。東京・麹町のスタジオから配信し、世界110カ国に居住する学生が受講。谷中教授はBBT大学の人気科目『マーケティング基礎』を教えている。

それでは、より良いキャリアとは、一体、何なのでしょうか?

ビジネス教育においても、キャリアそのものを設計する「キャリアデザイン」の重要性がうたわれるようになって久しいですが、その本質はいつも“ふわっ”としています。そのため、一般的に、キャリアデザインという言葉を聞くと、「専門スキルを習得したり、資格をとったりして、キャリアアップを目指すこと」「人材紹介会社と相談しながら、転職の計画を立てること」というように、計画論としてキャリア設計をイメージする方が多いと思います。

未来の自分を想像して、理想とする職業、役職、年収などについて目標を立てる。そして、その目標を達成するための計画を練る。そのようなキャリア設計を否定するつもりはありません。しかし、キャリアデザインの本質を見失うと、歯を食いしばって達成するための努力目標論になってしまうことも事実です。だから、あえて定義します。キャリアデザインの本質とは、「自分のワクワクと素直に向き合うこと」なのです。

ライブ講義の様子
学生から提出された成果物に対して、バラエティ番組感覚でフィードバック講義を行う。学生は単に講義映像と向き合っているのではない。自身のワクワクと向き合っているのだ。

ワクワクと向き合うには、まず、自分に正直になる必要があります。
というのも、人には必ず、「つい夢中になってしまうこと」や「理屈抜きに好きなこと」など、ワクワクの源が自分の中に存在するものです。
ところが、「世の中の常識がこうだから…」「世間体を考えると…」など、頭の中にインストールされた既成概念プログラムが立ちはだかります。
自分のワクワクは「ここにいるよ」と声をあげているのに、「いや、そんなはずはない」と自分で耳をふさいでいるわけです。

ワクワクと向き合うことなしにキャリアを歩もうとすると、次第に苦しくなります。自分の本来の姿を無視してキャリアの目標を設定することになるため、重い試練に打ちのめされるのも当然でしょう。逆に、素直に心の声に耳を傾けて、ワクワクに基づいたキャリアを歩み始めると、努力なしに道が開かれます。とにかく楽しいから、どのような境遇でも充実しかない。

これが、キャリアデザインの本質なのです。その視点に立つと、ビジネスパーソンの学びの場、すなわち、ビジネス教育というのは、キャリアアップのための場というよりも、「ワクワクを思い出し、そのスイッチを入れる場」と捉えるのが適切だと考えます。

アバター卒業式の様子
BBT大学では教授が自らワクワクをカタチにする。2020年3月、新型コロナに対応して、谷中教授が「アバター卒業式」をプロデュース。卒業生が自宅からアバターロボットを操作して、大前研一学長から卒業証書を受け取った。

新型コロナの影響で、オンライン教育が超速で広がる中だからこそ、教育の本義を捉え直すには良い機会ともいえるでしょう。このコラムでは「ワクワクとは何か?」ということをひもときながら、教育の本質、オンライン教育の特性、オンラインとリアルを交錯させる教育の可能性について、100%オンライン大学のビジネス教育者の視点でお話しさせていただこうと思います。
 

 

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