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OOHのニューノーマルNo.9

屋外大型ビジョンでキャラクターがリアルタイムにしゃべりかける!その魅力とは?

2021/12/17


「大きいリュックのお兄さーん!こんばんはー!」
「そこのデニムシャツのお姉さん!」
「ポンタ、ポンタですよー」

2021年10月21日、都内の屋外大型ビジョン(原宿表参道ビジョン、NEWNO・GS新宿ビジョン、池袋パルコビジョン)に、共通ポイントサービス「Ponta」のキャラクター「ポンタ」が登場。通行人に手を振って話しかけたり、じゃんけんをしたり、歌ったり、現場の人たちと双方向のコミュニケーションを展開しました。

拡張するOOH(Out Of Home:屋外広告・交通広告)の中でも、目まぐるしく進化する屋外大型ビジョン広告。今回は、本イベントに携わった、電通の三澤加奈氏(アウト・オブ・ホーム・メディア局)と荒木亮氏(事業共創局)が、イベントの反響と、双方向コミュニケーションを実現したメニューについて伝えます。

OOHのニューノーマル
「ポンタ」が通行人にリアルタイムに話しかけるイベント「ポンタが街にやってきた!」を企画・実施したのは、株式会社ロイヤリティ マーケティング。同社は、日常消費からネット、インフラまで生活のあらゆる場面でポイントがたまる・つかえる共通ポイントサービス「Ponta」を展開しています。

本イベントでは、サービスキャラクター「ポンタ」とリアルタイムの双方向コミュニケーションを通して、「Ponta」の「便利・おトク・楽しい」世界を幅広い世代に伝え、同サービスに親しみを感じていただくことと話題化を狙いました。

屋外大型ビジョンを活用した、インパクトがあり、かつかわいらしいコミュニケーションは、私たちが想像していた以上に反響がありました。通行人が「ポンタ」に気付き立ち止まるだけでなく、スマートフォンで撮影したり、Twitter投稿したりする姿も見られました。

2021年11月現在、38.1万人の公式Twitterフォロワーがいるほど、「ポンタ」は非常に人気がある企業キャラクターですが、公式Twitterなどでの事前告知もあってか、現地にいた方からハッシュタグ「#ポンタが街にやってきた」をつけて多くの方が拡散してくださいました。さらに、インスタライブでもリアルタイムで中継。「かわいい~」「〇〇にも来てほしい」など、多くのポジティブなコメントを頂きました。

今回のイベントを通して、各地のランドマークや生活動線上にある大型ビジョンを活用した企画と、SNSの相性の良さを再認識することもできました。

OOHのニューノーマル
<キャンペーン概要>実施日:2021年10月21日、配信:原宿表参道ビジョンとNEWNO・GS新宿ビジョン/5分枠で1回、池袋パルコビジョン/5分枠で2回ライブ配信 <ソーシャルリスニング分析抽出条件>対象メディア:Twitter、 解析ツール:Meltwater Intelligence、 抽出期間:2021年10月20日~27日


OOHのニューノーマル
「ポンタ」が表情豊かに話しかけながら、現場の人と双方向のコミュニケーションをとれたのは、電通と株式会社エジェが開発・運営する「キャラトーカー」というサービスを活用したからです。

キャラトーカーは演者の表情をかわいらしいキャラクターに変換して遠隔の方とコミュニケーションするアバターアプリです。当日は遠隔のスタジオから表参道、新宿、池袋の各ビジョン前の通行人のリアルタイム映像を見ながら、演者がポンタになりきって話しかけました。


私たちは、企業と生活者のあらゆる接点で企業キャラクターアバターが、企業のメッセージをイキイキとした表情で親しみをもって伝えることができる「コミュニケーター/ナビゲーター」として今後活躍する可能性があると考えています。企業キャラクターは企業そのものや商品のイメージをビジュアル化した存在で、大変有効なコミュニケーションツールですが、アバター化することで、より存在感のあるイキイキとした表情表現が可能になり、コミュニケーター/ナビゲーターとしての訴求力が一層強まります。

これまで、東京モーターショーなどの大型イベントや、三越伊勢丹本店でのキャラクター接客など、現場フィールドで、企業キャラクターアバターの有効性を検証してきました。そして、昨年から企業向けに、キャラクターアバターを活用したコミュニケーションサービスを本格的に提案しています。

コロナ禍や企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化もあって、非対面・非接触コミュニケーションニーズが高まる中、温かみのあるコミュニケーションを実現するソリューションとして多くのお声がけを頂き、「ポンタ」をはじめ企業キャラクターの仲間が増えてきています。

もともと電通はさまざまな企業キャラクターの開発・運用の実績がありますが、従来のノウハウにテクノロジーを掛け合わせた「フレンドリー」なコミュニケーションで企業と生活者のあらゆる接点をプロデュースし、総合的に提案していきたいと考えています。
キャラトーカー
 
OOHのニューノーマル


キャラトーカーを活用した企業キャラクターアバターの動画を屋外ビジョンで配信するにあたって、株式会社パス・コミュニケーションズと同社の屋外大型ビジョン媒体ネットワークを組み合わせて「キャラLIVE」「キャラSPOT」というメニューを共同開発しました。

キャラLIVEは、遠隔の声優などが、3Dモデリングしたキャラクターを通して街中の人たちに直接語りかける生配信が実現できます。話者の頭部動作や表情に追従してキャラクターが動き、感情表現ができる他、ボイスチェンジャーによって声色を変えて話すことも可能です。屋外大型ビジョンは時間を指定して買い切ることができるのでその時間枠を活用して、メッセージ訴求を直接行う配信メニューです。

これまでも屋外大型ビジョンで中継番組を生配信することはありましたが、自分が見られている、その場にいる自分に直接向かって話しかけられていると思うとびっくりしますよね。実際に、「ポンタ」の生配信をした際は、信号待ちで大型ビジョンを見た人たちが「あれ、生配信?」「こっちに向かって話しかけている?」と驚き、珍しがって写真撮影する様子が見られました。

キャラLIVE対応ビジョンは、「原宿表参道ビジョン」「池袋パルコビジョン」「NEWNO・GS 新宿ビジョン」「池袋 TS-VISION」「109 フォーラムビジョン」ですが順次広げる予定です。

キャラLIVE


キャラSPOTは、キャラトーカーを使い、3D キャラクター映像をスピーディーかつ大量に制作できる映像撮影メニューです。OOH媒体以外にもSNSなどさまざまな媒体の素材にご利用いただけます。本来、3DCGを使ったアニメーション動画を複数制作すると費用がかさみます。キャラトーカーは、人が動くことによってキャラクターの動作をつけるので、キャラクターのモデリングさえしておけば、短時間で何パターンもアニメーション動画素材をつくることができます。

OOHには、Dynamic DOOH(通称DDOOH)という配信メニューがあります。これは気象条件や交通状況など、外部から取得できる情報をトリガーにして、配信するOOH広告をダイナミックに切り替える配信プログラムです。

真夏日になったら、キンキンに冷えたビールの広告が出たり、桜の開花状況を徐々に広告で教えてくれるなど、そのときの状況に合わせ、気の利いた広告コミュニケーションの展開が可能です。DDOOHを実現するには、場合分けの数に応じた動画制作が必要になりますが、キャラSPOTを活用すれば比較的簡単に素材を作ることができます。

キャラSPOT
今回紹介したポンタのイベントの他にも、屋外大型ビジョンでは、これまでのOOHにはなかったクリエイティブが生まれています。次回は3D広告のトレンドを紹介しながら、OOH×キャラクターの可能性についてお伝えします。

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