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デジタルの旬No.21

デジタルファブリケーションでつくる
「懐かしい未来」~ファブラボ鎌倉 代表 渡辺ゆうか氏

2015/10/19

デジタルの旬

3Dプリンターの普及が急速に進み、近い将来には各家庭に一台、といった未来像もささやかれる。デジタルデータを元に、さまざまな物体をつくり出す技術はデジタルファブリケーションやパーソナルファブリケーションなどと呼ばれ、IT領域では注目の先端分野だ。その分野に先駆的に取り組む「ファブラボ鎌倉」は、古い蔵を改造した建物で運営されるなど、ユニークさでも注目される。今回は、そのファブラボ鎌倉を主宰する渡辺ゆうか氏に話を伺った。
(聞き手: 電通デジタル・ビジネス局計画推進部長 小野裕三)
Photo by FabLab Kamakura


ファブラボ鎌倉
渡辺ゆうか氏。ファブラボ鎌倉にて(撮影: 電通)

個人の才能を引き出し新しい働き方を提案する、次世代のインフラ

──ご自身の、デジタルファブリケーションとの出合いはどのようなものでしたか。

渡辺:2011年に慶応大准教授の田中浩也さんとファブラボ鎌倉を立ち上げた頃から触れるようになりました。大学卒業後に都市計画の仕事をしていたこともあって、私自身が何かをつくりたいというより、システムとしてデジタルファブリケーションを捉えました。それが次の時代のインフラになっていくのでは、そして、そのインフラが人々の働き方も変えていくのではないかと感じたのです。

私自身、事故にあって寝たきりの時期があったのですが、その時に家を出なくてもネットやテクノロジーであらゆることができるのにあらためて気付きました。テクノロジーはソリューションになり得ます。例えば、デザイナーは多忙で、徹夜続きだったり家庭を犠牲にしなければならないことも多い。そんな状況に対して、仕事を辞める以外の選択肢があるとうれしい。デジタルファブリケーションで、新しい働き方が提案できると考えています。今は私自身がその実験台です。

──つくることというよりは、インフラとしてのデジタルファブリケーションに興味を持ったんですね。

渡辺:そうです。それと、人の思考と行動が変わっていくのが面白いですね。建築や都市計画では、空間と人がどう関わるとどのように人が変容し、その場が活性化していくかに取り組んできたのですが、空間がローカルになり過ぎると、人の関係も含め、どうしても収縮し始めます。デジタルの境界のなさは、風通しのいい感覚をつくります。変わるのは、ファブラボに参加しに来てくれる人たちだけじゃなくて、同時にそれを運営する私たち自身も変わっていくんです。

──3Dプリンターを初めて見た時にはどう感じましたか。

渡辺:すごいと思いました。0が1になる瞬間って、不思議な感動を生むんです。なぜか分からないですが、毎回感動します。

──ファブラボ鎌倉ではこれまでいろいろな取り組みをやってきていると思いますが、特に印象的なものはなんでしょう。

渡辺:一押しは「フジモックフェス」ですね。“暮らしの中にある森”をテーマに、富士山麓のヒノキの森で間伐を体験し、その木材でプロの指導の下、デジタルファブリケーションでまな板や酒器などをつくります。デジタルを介して森からキッチンまでがつながり、自然と森が暮らしに取り込まれていく。こうして半年がかりで準備してパーティーするんです(笑)。

もう一つ力を入れているのは教育です。エデュケーション(education)の語源は、ラテン語で「e」が「外へ」、「ducation」が「引き出す」という意味で、その人の中に眠っている才能を引き出すという意味も含まれていると言われています。デジタルファブリケーションを呼び水に個人の才能を引き出し、その人にとって適正な場所に連れていってくれるトリガーになって、さらにはさまざまな化学反応が起きれば素晴らしいことです。

フジモック
富士山麓で間伐を体験 (Photo by FabLab Kamakura/以下、渡辺氏以外の写真は全てファブラボ鎌倉提供)
自分で間伐した木材でものづくり
 

──ファブラボ鎌倉は、鎌倉という歴史のある場所にあり、また建物も古い蔵を活用していてユニークだと思います。そこにも何か思いがあるのでしょうか。

渡辺:もともとリノベーションとアートプロジェクトの関係を個人的に研究していました。スクラップ・アンド・ビルドではなく、既存のものの文脈を変えることで面白さを新たに見いだし、過去の記憶をも生かしていきたいと考えています。鎌倉は、古いものと新しいものを融合させることについては既に合意ができている街。ファブラボとしても、スピーディーにソリューションを生み出していけます。

例えば、今使っている古い蔵の建築手法のような伝統技術をデジタルテクノロジーで引き継ぐ試みに取り組んでいます。この蔵も実は、秋田にあったものを一度分解して、ここで再構築して、新しい要素をアップデートしています。そこで未来的だと思うのは、土壁をカラースキャンして色を再現してペイントしているんですが、ペイント屋さんは、スキャンデータから色をブレンドして再現しています。そのペイント屋さんは4畳半ほどのスペースですが、3000色以上もの色がその場でつくれるんです。色の情報をデジタルデータとして保持しているので、電話で伝えれば30分で同じ色のペンキができる。データだけ持って在庫を持たないという生かし方がすごいなと思います。

そんなふうにいろんな形でデジタルによって伝統がアップデートされることで、今の暮らしに近づき、普通の人でもちょっとしたアクセントとして取り入れられるようになったら、伝統も消えないで済む。レーザーカッターや3Dプリンターが普及していく中で、世界的に見て魅力的に映るものはそのような取り組みだと思います。私は海外からの留学生のような気分で日本を見ることがありますが、テクニックとか深みとか、純粋に日本の技術はすごい。それを新しい素材として捉えて、昔の人はすごいという気付きにつなげていければいいなと思います。

ファブラボ鎌倉
ファブラボ鎌倉は古い蔵を利用した建物で運営される
ファブラボ鎌倉
ファブラボ鎌倉

つくる楽しさを取り戻し、資源が家庭内でリサイクルする、古くて新しい未来

 ──共同設立者の田中さんの言葉で「パーソナル・ファブリケーションとは、大量生産に向かう前の時代の精神を現代の眼でとらえ返し、いまの技術環境の上にアップデートしていくことでもある」というのがあり、大量生産を見直すということと、その際に古い時代の精神を現代につなぐという視点にとても共感しました。確かに、大量生産以前の時代にはものをつくることはもっと楽しい行為だったんだろうと思うんです。

渡辺:私たちは「懐かしい未来」と呼んでいます。誕生日ケーキをつくる感覚で椅子をつくったりできるようになっていき、小さなものでも「つくる」という選択肢が加わることで、少し昔に戻る感覚があります。ファブラボにも、大企業で製造に関わっているけど、自分が何かをつくっている実感がなくて、そのモヤモヤを解消するためにファブラボにつくりに来る、という方も多いんですよ。

──パーソナルファブリケーションという言葉には、パーソナルという部分に、これまで大組織しか持てなかったような大きな力を個人が取り戻したというニュアンスがあると思います。

渡辺:そうなんです。今の消費社会の中では、つくるということのハードルは高く、日常生活から切り離されています。でも、例えば家のここにモノを掛けるちょっとしたフックが欲しいとかそういうレベルのことであれば、3Dプリンターで10分もあれば、サイズなどちょうどいいものがつくれます。大量生産は便利でその選択肢はこれからも必要ですが、一方で、こんなのあったらいいなという小さなニーズを満たすものがパーソナルファブリケーションだと思います。それは大企業とコンフリクトするようなことでもありません。

実際に出来上がると、とても感動するんですよ。すごく満たされる感覚で、なんていうか、梅干しが漬けられるようになったとか、そんな感じに近い (笑)。そして、そんなふうに選択肢が増えたことで、ちょっと自由になれる。

でもそれが個人に与えるインパクトは結構大きくて、その人の中で何かががらりと変わり思考がポジティブになるんです。それが社会においてある一定量を超えると、すごい力になるんじゃないかと思っています。そんな小さなイノベーションが大きなうねりをつくっていく時代に生きられることにワクワクしていますし、これからどんなサービスが投入されると社会ががらりと変わっていくのか、ものすごく興味がありますね。

──大量生産とつながって大量廃棄ということもありますが、デジタルファブリケーションは、そのような地球環境への配慮という意識も強いですよね。

渡辺:ごみを資源にするための議論を重ねています。ものは壊れたら捨てるのが今までの感覚ですが、例えばそれをある特殊なボックスに入れればマルチパウダーみたいになって、それを素材に再び3Dプリンターで出力できるようになったら、ものの概念は変わると思います。今日は器だったものが明日はハンガーになる、というふうに形を変えて存在していく。そういう循環が当たり前になり、しかも家の中で循環し、そもそもごみというものがない社会になる。それがわれわれのイメージする未来です。21世紀はマテリアルの時代だとよく話しているんです。自然由来のものもありますし、万能なマテリアルが出てきても面白い。例えば既にガラスが3Dプリンターの素材として実用化されていますが、すごく美しくて、また溶かして再利用できるんです。

──ごみを出さずに家の中でものが循環するというのはとてもいいですね。子どもの成長に合わせて靴を買い替えなくても、少しずつ大きく靴をつくり替えるとか(笑)。

渡辺:セーターって、1回編んでまた玉にしてというのがありますよね。地球の分子の数は同じで、地球上という単位では、地震や噴火があってもあまり変わってないんです。それが家の中でできたらいいなと。そもそも、このままのペースで捨てていったら大変なことになるので、早く始めた方がいいと思っています。

ファブラボ鎌倉
(撮影: 電通)

デジタルファブリケーションを支える、「土の人」と「風の人」

──海外での状況はどうなのでしょう。

渡辺:スペインやオランダの動きは、日本より5年くらい早いんです。すでに都市計画とかライフスタイルのデジタル化をどんどん進めて、スマートシチズンってどういうことか、ガバメントのビッグデータとどういう絡みがあるか、といったことを実践していて土壌がもうできている。3Dでプリントアウトというと携帯ケースや義手などの小さいものを想像しがちですが、世界では家そのものを3Dプリンターでつくったりする研究も行われています。バルセロナへ視察に行きましたが、都市計画にまで落とし込むスマートシティーのプロジェクトが始まっています。市民一人一人がスマホなどから情報発信し、そのビッグデータから暮らしを丸ごとつくっていこうとしていて、スケールの大きさに刺激を受けました。デジタルファブリケーションは空気みたいに当たり前のものになっていて、日本の二つ先のフェーズを行っている感じです。ヨーロッパのファブラボでは、最近はバイオの分野にも力をいれています。脳のデータを測るなど身体的な神経システムまで踏み込んでいたり、あとは、キノコが生えてくる食べられる家や畳くらいのサイズでバクテリア(藻)が発電するというのをやっていたりします。失業率も高くて、物価も高いけど、それをポジティブに解決しようとする文化がある。行政も自分たちだけのリソースでやるのは非効率だと考えていて、企業を巻き込んだ形のプロジェクトが広がっています。しかも、完成してからではなく、中途半端でも世に出して、テストマーケティングしながら改善していくことを許容する。日本も、企業が全責任を負わなくてもよいようになったら、もっと自由になれるかもしれませんね。

──逆に、そういう丁寧さがこれまでは日本のいいところでもあったと思います。でも、これからの社会にはそれが必ずしもフィットしていないのかもしれません。

渡辺:半々だと思います。きちんとした製品になっているものは崩さなくていいと思います。でも、企業の人が新しいものをつくると考えた時、3年後の商品化じゃ遅い。そのスピード感に気づき、育てながらつくるという部分が少しずつ出てくるといいですね。

──開発部門に3Dプリンターを導入した企業ではアイデアがどんどん出てくるようになって、イノベーションのスピードが早くなったという話も耳にします。

渡辺:それはあると思います。プレゼンもパワーポイントや動画だけではなく、実際にプロトタイプをつくって見せることもできるようになった。あと、だめなプロジェクトも早めに分かります。企画書を書くのがうまい人っているんですよね、実物を見たらなんか違うな、みたいな(笑)。それが分かればコストの無駄も減りますし、実質的に良いものが残っていく健全さがあります。そっちの方が実は影響が大きいかもしれませんね。

──デジタルファブリケーションでは、情報はグローバルに、物はローカルに循環する、という世界観がありますが、ネット時代におけるグローバルとローカルの関係はどのように考えていますか。

渡辺:私の感覚では、ローカルはデジタル工作機械の扱いをトレーニングし、「育つ」場所。そして、モノづくりはグローバルにつながっていて、人は移動していつもと違うところで集まり新しい発見をする。コミュニケーションのインフラになる施設とそれを結ぶグローバルなつながりがあって、データも人も移動するというようなイメージです。人はホームグラウンドとなる戻る場所を持っていないと不安になるので、根無し草みたいに浮遊する人が増えてもハッピーになれない。何かを育てる時には、そこに根を下ろして守る「土の人」と、風になって新しいものを入れ込む「風の人」が必要だと思います。グローバルとローカルは切り離されるものではなく、相互で活性化していくもので、鎌倉のメンバーが台湾などアジアで何かしらワークショップに参加して帰ってくるだけでファブラボが活性化するのを感じます。そして、その「風の人」と「土の人」はずっと同じ人でなくてもよくて、変わってもいいんです。私、今月、風になります、みたいに(笑)。

──田中さんが、デジタルファブリケーションで見られるのは「集合知」ではなく「派生知」だと指摘していますが、そのようなことはよく起きているのでしょうか。

渡辺:革職人の藤本直紀さんと、デザインディレクターの藤本あやさんによるユニット「クルスカ」が、ファブラボ鎌倉でレーザーカッターの使い方を学んだあと手掛けたレザースリッパがあります。もともとハンディキャップを持つ方々のための仕事として、あらかじめレーザーカッターでパーツを切り抜いておいて、最後の接着や縫製などを任せるという取り組みだったのですが、ある日、世界中のファブラボを旅するファブラボノマドの方から、このスリッパをつくりたいという連絡が入りました。牛革は高いので、その時彼がいたケニアの現地にあるナイルパーチという白身魚の革でつくっていて、それがすごくかっこいいんです。近隣に住む米国のオバマ大統領のおばあちゃんにもプレゼントされたんですよ。

そんな具合に、オープンになったデータに現地の環境などに合わせて「派生知」としてのアイデアが加えられています。今、あるアーティストとロボットをつくっていますが、最初の一つを自分がつくり、その後、派生形の進化論みたいなものが見られるのはすごく面白いと言っています。

──自分の思いを自由に表現してそれがつながっていくという点では、デジタルファブリケーションはソーシャルメディアにも近いところがあると思いますが、ソーシャルメディアについてはどう捉えていますか。

渡辺:つくり方が多様になると、売り方もまた多様になる。買い手は、誰がどんな思いでどうやってつくったか、素材は何かなどディテールやストーリーまで見るので、ソーシャルメディアでプロセスを公開しながら、パーソナルなスパイスを加える余地をつくり、一緒になってつくり上げるということができるといい。会社のプロジェクトであったとしても、「この人がやっている」というところが重要になってくると思います。広告もこれからはアプローチが変わっていくのではないでしょうか。

あと、誕生日や結婚記念日のためにプレゼントをつくることとも相性がいいんですよ。そうやってつくったものをみんなソーシャルメディアにアップするんです。

クラスカ
クルスカのスリッパ
ファブラボ鎌倉
オバマ大統領のおばあちゃんにプレゼント

一人一人にチューニングされた未来の暮らし方や働き方をつくっていく

──デジタルファブリケーションの未来の姿として、イメージしていることはありますか。

渡辺:誰もが、暮らし方や働き方のバランスをいろんなフェーズにおいて自分で選べる社会になるといいですね。今の社会システムでは、既製品の服や靴に自分の体を無理やり合わせているようなもので、破れたり靴ずれしたりして、精神的にも負担が大きい。それを一人一人が自分と社会をチューニングできるようになったら、ポジティブになれる。ここに通う人の変化を見ていても、つくるという行為はポジティブなパワーにあふれています。未来の新しいものに自分を合わせるのではなく、一人一人の自分があって、それに合った未来があるのだと思います。そうすれば閉塞感から抜けて、ちょっと先にいけるかなと。

今、大企業でも、企業内でベンチャーとしてやるという流れも出てきていますが、大きいところができなかったことを小さいところで取り組み、それが育っていくことでお互いに成長していくという構図が描ければ、どちらもハッピーになれます。働く人も、同じ給料でどっちがいいか選べればいい。例えば、シンガポールの教育システムは、全員がベンチャーになる社会は幸せではないという思考で、好きか、また適性があるかを早い段階で見極めてそのトレーニングをします。言われたことをきっちりこなすことに喜びを見いだすような、ベンチャーの人を支えるような人も絶対に必要です。大きな企業にはそういう多様性が必要ですし、それを求めている人も多い。会社を辞めなくて、行き来できる手軽さというか、そういう許容が持てればいいですね。どれだけデータがオープンになって、いい機器ができても、それを使える人材がどれだけいるかが大事で、その育成が必要です。何ができるかは、ある程度触って慣れてみないと分からないですし、想像力も必要です。今の高校生くらいのデジタルネイティブの彼らが、新しいアイデアを生み出してくるでしょうから、私たちはそれまでのつなぎだと思っています。

──3Dプリンター自体が別の3Dプリンターをつくって全体として進化していく未来像を語る識者もいますね。

渡辺:来年はファブラボ2.0がテーマで、1個のファブラボがあれば、そこでその次のファブラボに入る機材を全部つくれるようにするというコンセプトです。自己増殖していくという考え方で、使い手のニーズに合わせてマシンをつくっていくんです。そのうちに何かに特化していくファブラボができたり、そういう派生形も面白いと思います。ファブラボ鎌倉でも、次に向けて拡大するときは、材料を山に取りに行ったり地域のものを活用したりして、自分たちでつくりたいと思っています。出来上がったものはオープンにして、データを全てダウンロードできるようにしたいですね。

──デジタルファブリケーションは、これから社会や人間をどう変えていくでしょうか。

渡辺:もろ刃の剣だとは思いますが、きちんと使えばほんとにポジティブでパワフルなツールになるので、そういう方向に持っていきたいですし、そういう人を育てたいと思います。それも、堅苦しくなく、楽しく、夢中になって、気が付いたらスキルがついていたという新しい学び方を提案したいですね。夢中になるのは才能だと思うので。でもそのスイッチは人それぞれ違うので、スイッチが入ってしまうような場づくりをしたいと思っています。
私は、人を変えたい、そしてそのためのチャンスを提供したいと思っていますが、学校で先生方がこれだけのことを覚えるのはすごく大変ですから、サポートしたり一緒にプログラムを考えたりするために、今年の年末にはまずデジタルファブリケーションとこれからの教育の可能性を考える国際会議をスタンフォード大学の共催も得てやることにしました(http://www.fablearnasia.org/)。そこでどのような人が集まるか、どういうことが起きるかを試してみたいと思っています。