「愛している」の言葉で体温上昇。 動画「LOVE THERMO #愛してるで暖めよう」が公開1週間で180万再生突破
2016/01/29
パナソニックの「ふだんプレミアムシリーズ」のエアコンを題材としたウェブ動画「LOVE THERMO #愛してるで暖めよう」が、1月21日の公開から約1週間で180万回を超える再生を記録し、話題を集めている。
同動画は“愛は、ひとを暖める。”をテーマに、家族からの「愛の言葉」が人にどのような変化をもたらすか“体温”に着目して検証したもの。感謝の気持ちや愛を言葉で伝えられた前と後で、体温(鼻頭を中心とした付近の表面温度)がどう変化するかサーモパイル赤外線センサーで測定した。
実験では「家族に関するインタビュー」との名目の下、夫と妻、母と娘など6組の家族が会場に集められた。各家族1人が仕掛け人となり、インタビューの途中で被験者である自分の家族に感謝や愛を表した手紙を読み上げ、プレゼントを手渡すサプライズを実施。
実験の結果、何と被験者の体温は平均0.8度上昇。中には1.2度上がった人もいて、愛の言葉が副交感神経を活性化させ、心だけでなく体も暖めることが証明された。
そもそも日本人は愛を伝えることが苦手だといわれる。実際に「愛している」と言葉で伝えない人が84.7%に上るとのデータも。その主な理由は「習慣がない」「恥ずかしい」「言わなくても分かる」など。でも、言わなくても分かるので意味がないと思われていた行為に、実は“意味”があったことが今回判明した形だ。
動画に対してSNSなどでは「見てたらなんか泣けてきた」「愛を伝えるって大切」「広告なのに見入ってしまったのは初めてかも」などのコメントが寄せられ、中には妻に実践してみた、夫に伝えてみた、などと実践を報告する声もあった。反響の高さにより、テレビなども含めた多数のメディアでも取り上げられている。
パナソニックの担当者であるCMJ本部 コミュニケーション部の木村知世さんは、「当初目標を大幅に上回る再生回数。TwitterやFacebookなどのSNSでリツイートされ、自然にシェア・拡散されたことが功を奏した。特に10代・20代の方からの共感が想像以上に多かったのだと思う」と話した。