突然ですが、電通ワカモンが開発した大学サークル向けアプリCircleApp※（以下、サークルアップ）が、2013年12月に登録団体1,000団体、登録ユーザー1万人を突破いたしました。2014年2月5日現在、登録ユーザー数はなんと12,000人となっています。

※詳しくはコチラ
⇒http://www.dentsu.co.jp/news/pdf/info-2014012301232.pdf

サークルアップってなんだ？という方がほとんどかと思いますので、ご説明を。

2013年3 月より本格稼働した我々のプロジェクトで開発しているサークルアップは、大学サークル、学生団体、ゼミ、体育会などの運営ツールで、名簿機能やメーリングリスト機能などサークル運営に便利な機能を備えている一方、企業のマーケティング活動に協力することで活動資金の提供を受けられる「オファー機能」が特徴的です。
※詳しくはコチラ http://circleapp.jp/

今回はユーザー1万人突破を記念して、オファー機能の1つである「アンケートオファー」機能を使い、サークルアップに登録している全国の大学生１年～４年生を対象にサークルや学生団体（ゼミを含む）に対する意識を調査してみました！

サークル活動は、「就職を意識派」or「今を楽しみたい派」。

大学生活においてサークル・学生団体の活動を大事だと答えた学生は９割以上で、特に「とても大切」と強く思っている学生が７割を超えました。（図１）
CAMPUS LIFE DATA2012によると、大学サークルに所属する学生の割合は年々増加傾向にあり、2012年には約７割となっています。

 サークル加入の理由としては「将来に活かすことが出来そうだから。（1年生/広告研究会）」「自分の将来やりたいことに近かったから。（3年生/スポーツ 新聞部）」と、就職活動を視野に入れてサークル活動に臨む学生がいる一方で、「学生時代にしかできないことができると思ったから。（3年生/ダンスサーク ル）」、「大学生にしか出来ない体験だから。（2年生/ボランティア）」など今しかできない学生生活を送りたいという意識も明らかになりました。今回の調 査でも、「サークル活動の目的は就職活動に活かす為or今を楽しむ為」という設問に対して、“就職を意識派”が46.0％、“今を楽しみたい 派”54.0％と大きく二分されることがわかりました。（図２）。

　　　

また、サークルアップへの登録団体の上位20ジャンルも、定番のサッカー、ラクロス、テニスの他に、イベント、マーケティング、経営、プログラミング（図３）など将来への意識を感じさせるサークルも散見され、大学生活の一時的な楽し みだけではなく、将来を意識した活動にもなっているということがわかります。

 

さらに、就職意識派が実際に現在のサークルを選んだ際に選定基準にとして、活動内容、団体の雰囲気が上位を占める中、3番目に「就職活動の自己PRに書けそうだったから」が挙がり、就職意識派の約3割は「自己PRに書ける」という具体的な基準で大学１年生のときから就職活動を意識したサークル選びをしている実態も明らかになりました（図4）。

 

いまどきの大学生にサークルへ所属する人が増えているのは、「今を楽しむ」というだけではなく、自分の近い将来にとって有益になる時間を求めているからかもしれません。これから“ワカモンのすべて”では現役大学生の生声コラムも掲載していきますので、お楽しみに！

次回はワカモン・セッションの第2回、株式会社マイファーム代表取締役の西辻一真さんとワカモンリサーチャーの狩野珠奈による対談をお送りします。

※CircleApp
■iPhoneアプリ
http://itunes.apple.com/jp/app/circleapp/id570594433
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■ブラウザ版（PC、ケータイからのご利用）
http://circleapp.jp/

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【ワカモンプロフィール】
電通若者研究部（通称：ワカモン）は、高校生・大学生を中心にした若者のリアルな実態・マインドと 向き合い、彼らの“今”から、半歩先の未来を明るく活性化するヒントを探るプランニングチームです。彼らのインサイトからこれからの未来を予見し、若者と 社会がよりよい関係を築けるような新ビジネスを実現しています。現在プロジェクトメンバーは、東京本社・関西支社・中部支社に計14名所属しています。ワカモン Facebookページでも情報発信中（https://www.facebook.com/wakamon.dentsu）。