電通トランスフォーメーション・プロデュース局とFunTre (ファントレ)は、9月27日に開催されるウェビナー「テレワーク時代のOJT再開発"背中を見て学べ"をどう超えるか」の参加者を募集している。
コロナ禍以降、一気に加速したリモートワークは「先輩の背中を見る機会」が少なく、明らかに新人の学びが減っている 。e-Learningコンテンツを取りそろえても、なかなか使ってもらえない。
これまでのべ数百人の企業の人事・育成担当にヒアリングを実施し、アカデミックな知見をベースにニューノーマル時代の新しいOJT導入のソリューションを提供してきた犬塚壮志氏、電通人事局キャリアデザイン・プロデューサーの半田友子氏、リモートワーク下での新しいOJTの方法にトライし続けている電通の戦略プランニングディレクターの佐藤真木氏をパネリストに迎え、リモートワーク環境下における人材育成について徹底討論を行う。
テレワーク時代のOJT再開発"背中を見て学べ"をどう超えるか
リモートワーク環境下でも、人材育成に力を入れる企業「電通」の取り組み紹介と東大で研究を行う「教育の専門家」による徹底討論!
【開催概要】
日時:9月27日(月) 15:00~16:30
視聴方法:Zoom
形式:パネルディスカッション
費用:無料
■参加登録・セミナー詳細はこちらから
【テーマ】
第1部
・今、現場教育で起きていることとは?
・なぜ、リモートワーク下でOJTが再注目されているのか?
・ニューノーマル時代のOJT開発の実践紹介〜ナレッジシェアに必要なこと〜
・現場教育で自発的な学びを生むためには?
第2部
・「背中を見て学べ」をどう超えるのか
・「OJT」と「e-Learning」のブレンド型学習
・オンライン指導で必要になるトレーナーの「たった1つ」のスキル
・OJTを加速化させるアイデア3選
※パネルディスカッションのため、テーマや内容は一部変更する場合があります
【パネリストプロフィール】
佐藤真木
電通 第3統合ソリューション局 コミュニケーション・ディレクター
主に社会課題の解決を起点とした企画やブランディングに従事。コピーライティングから書籍制作、WEB制作、イベント実施、キャンペーン企画、新商品開発、新規事業戦略、ビジネスデザイン、企業リブランディング、地域ブランディングなど幅広く活動。
地域のブランディングやシティプロモーションを支援するプランニングの専門集団「dentsu abic(電通アビック)」のメンバーでもある。
また、これまで経験で身につけた「文化・カルチャーの伝達スキル」を生かし、企業文化の中に埋め込まれたベテラン社員の経験知を言語化し、そのシェアを促進するプロジェクトにも携わる。OJTを中心とした現場教育のスペシャリストでもあり、リモートワークが進む中で、特に新人や若手社員の育成に心血を注いでいる。
共著に『想像力を武器にする「アート思考」入門』(PHP研究所)がある。
半田友子
電通 人事局 キャリアデザイン・プロデューサー
初任配属は中部支社の雑誌部。雑誌メディアのセールスを中心に、雑誌企画と連動させたイベント・商品開発、漫画誌とのコラボ漫画作成など、幅広い業務に携わる。リレーション構築を主軸に、300人という支社ならではの規模感のプロジェクトを一人で回し、数多くの企画(プランニング)を成功に導く。結婚・出産・育休を経て、2013年、東京本社人事セクションに異動し、新入社員の初任教育を担当。2015年、双子を出産し、2回目の産休・育休を取得。
2017年、「3児を持つワーキングマザー」として二度目の職場復帰を果たす。復帰後、労働環境改革が進む同社のコーポレート部門として、新たな取り組み「全社員対象の成長支援策」の企画・運営をゼロベースから担当。就労時間の短縮により、社員の学びの時間を増やすことを目的に活動。社外の有識者とともに学習コンテンツの開発を推進。半年間で約70講座を企画プロデュースし、1,500人を動員、受講満足度5段階評価で平均4.6を獲得。
2020年、リモートワーク推進の中で、研修(Off-JT)を生業とする人事の育成施策と、OJTを中心とした現場教育のニーズとのギャップに直面する。このギャップを解消するために、リレーション構築を生かしたプロデュース業務の経験を生かし、人事と現場の垣根を超えたコラボレーションを実現。社員一人ひとりの個性や強みに注目した新たな育成施策を次々に企画・提案し、人材育成とキャリアデザインの融合に向け、日々邁進中。
犬塚壮志
教育コンテンツプロデューサー/士教育代表取締役
福岡県久留米市生まれ。元駿台予備学校化学科講師。業界最難関といわれる駿台予備学校の採用試験に当時最年少の25才で合格。季節講習会の化学受講者数は予備校業界で日本一に(映像講義除く)。大学受験予備校業界でトップクオリティを誇る同校の講義用テキストや模試の執筆、カリキュラム開発にも従事。
2017年、講座開発コンサルティング・教材作成サポート・講師養成・営業代行をワンストップで請け負う「株式会社士教育」のサービスを開始・独立。「自分価値」を高めることができるビジネスパーソンを育成する「大人の学び方改革」を目的に、大手企業を中心に研修講師として登壇。さらに、PHP研究所をはじめとする著名出版社と提携し、新規事業開発にも取り組む。
その傍ら、東京大学大学院で認知科学をベースとした研究を行い、リモートワーク化が進むデジタル時代の企業における「ナレッジマネジメント」を最適化する独自の方法論を開発。学術知見に基づいた「研修(Off-JT)とOJTの連動」の推進、「e-Learning(収録型)とLIVE講義のブレンド」の実践を行い、教育現場で効果検証を繰り返す。
2019年より、これまでの「実践×学術」知見を活用した企業の人材育成プログラム開発サービスを開始すると、リリース1年で半年待ちの大盛況に。モットーは、「教育業界における価値協創こそが、これからの日本を元気にする」。
主な著書に、累計5万部越えのベストセラーとなった「頭のいい説明は型で決まる」(PHP研究所)、「理系読書−読書効率を最大化する超合理化サイクル」(ダイヤモンド社)などがある。