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「食の7つのテーマ、7年後の予言」を考える~2.若者

食ラボの視点 ~「食と○○」を考える №7

  • 加藤 聡太
  • 天畠 紗良

2018/06/14

「食の7つのテーマ、7年後の予言」を考える~2.若者

ニッポンの「食」の行方を、電通「食生活ラボ」のメンバーであれこれ考えてみました。例えば今から7年後の2025年には、この国の「食のシーン」は、どんな様相を見せているでしょうか? 掲げたテーマは7つ。それぞれの分野で知見を積む「食生活ラボ」メンバーが考えた、近未来の予想図です。

ゲーム化した「食」が、若者の貴重な共通話題に

「若者」の定義を18〜25歳とすると、2025年に若者になるのは今の11〜18歳あたりです。彼らは、思春期をスマホと共に過ごしてきた「スマホネイティブ」。小さい頃から、自分が欲しい情報に特化して触れているので、友人との共通話題は少ないという世代特性があります。その中で、食という誰もが関係するツールは貴重な共通話題になるはずです。

ただし、若者にとって、食の楽しみ方は「ゲーム化」していくと思います。ゲームは、一度クリアすると別のゲームを探すのが一般的。何度も繰り返してプレーするより、クリアしては次のゲームに行き…というサイクルです。若者の食も、そうなるのではないでしょうか。

イラスト:大嶌美緒(電通「食生活ラボ」)
イラスト:大嶌美緒(電通「食生活ラボ」)

最近は、虹色パスタなどが若者に話題ですが、これも「一度食べてみたい」という感情が強く、いったん体験するとまた別の料理を探す動きが見られます。その傾向は強くなり、次々に新しいものを見つけ、一度食べたらまた新しいものを探す。そんな、ゲーム化した食の無限消費、無限ループが生まれると考えています。そして、このサイクルの中で注目を集めた食が、若者の共通話題になっていくのではないでしょうか。


 
人が生きていくための源であるからこそ、生活のあらゆる面と影響し合い、社会構造の変化や文化の潮流までも映し出す「食」。電通「食生活ラボ」は、そんな食にまつわるソリューションを提供することで、食を通じて世の中を良くしていくことを目指すプロジェクト。
各種の得意分野と知見を持つメンバーで社内横断的に構成され、その社外にまで広がるネットワークを生かしたラウンドテーブル型のイノベーション創出に取り組んでいる。現在、社内構成メンバーは約20人。プロジェクトの源流は1980年代前半にまでさかのぼり、以来各種の知見の蓄積とアップデートを続けている。